THE RIVER AWARD 2018 ベスト作品ランキングが発表 ─ 2063人の投票が決める今年最高の洋画は?

また、2018年はDCコミックス原作の実写映画がなかったが、2019年には『アクアマン』や『シャザム!【仮!】』の日本公開も決定しているから、期待して待ちたい。
ランキング内では、異色の存在感を放つ『バーフバリ』2作にも注目だ。SNSを中心に口コミでロングラン上映を果たし、応援上映や絶叫上映など個性的な催しで、いつだってマヒシュマティの民(ファン)の心を鷲掴みにしてくれた。ファンの力によって正真正銘のブーム化した好事例として、今後長らく語り継がれるだろう。ジャイ!マヒシュマティ!
全体として続編作品、シリーズ作品が多い中で、単独作としてトップ20にランクインしたのは『ウインド・リバー』、『リメンバー・ミー』、『シェイプ・オブ・ウォーター』、『スリー・ビルボード』、『君の名前で僕を呼んで』、『レディ・プレイヤー1』、『グレイテスト・ショーマン』、『ボヘミアン・ラプソディ』。中でもギレルモ・デル・トロ監督作品『シェイプ・オブ・ウォーター』は、アカデミー作品賞はじめ多くの偉大な映画賞に輝いた傑作だ。派手なアクション映画や人気のスター俳優出演作、大規模予算の大作に並んで、『スリー・ビルボード』や『君の名前で僕を呼んで』など堅実な作品がしっかりランクインされたことも注目したい。
いずれも、2018年に話題を呼んだ見逃し厳禁の作品ばかり。中には既にBlue-rayやDVDのリリース、レンタル、配信が開始されたものも多いので、見逃していた作品探しの参考としても本ランキングはきっと役に立つだろう。上位作品はいずれも、THE RIVER読者に必ず観て頂きたい傑作揃いだ。
2019年もたくさんの注目作が、僕たちの生活を喜びと興奮と衝撃と笑いと涙で彩ってくれるだろう。新年も、皆さんにとってTHE RIVERが素敵な作品や話題との出会いや、新たな発見の一助になれば嬉しい。
最後に、2018年中は、たくさんの読者の皆様に支えられて、たくさんの記事をお届けすることができました。本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
新年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。
THE RIVER AWARD 2018 全ランキング
※ゼロ票作品は除外。カッコ内は日本公開日。
1 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(4/27)
2 ボヘミアン・ラプソディ(11/9)
3 グレイテスト・ショーマン(2/16)
4 ブラックパンサー(3/1)
5 レディ・プレイヤー1(4/20)
6 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(11/23)
7 ミッション:インポッシブル/フォールアウト (8/3)
8 君の名前で僕を呼んで(4/27)
9 スリー・ビルボード(2/1)
10 ヴェノム(11/2)
11 デッドプール2 (6/1)
12 キングスマン:ゴールデン・サークル(1/5)
13 シェイプ・オブ・ウォーター(3/1)
14 バーフバリ 王の凱旋<完全版> (6/1)
15 リメンバー・ミー(3/16)
16 ウインド・リバー (7/23)
17 アントマン&ワスプ (8/31)
18 パディントン2(1/19)
19 オーシャンズ8 (8/10)
20 バーフバリ 伝説誕生 <完全版>(10/26)
21 search/サーチ(10/26)
22 ブリグズビー・ベア (6/23)
23 ワンダー 君は太陽 (6/15)
24 ジュラシック・ワールド/炎の王国(7/13)
25 プーと大人になった僕 (9/14)
26 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (6/29)
27 犬ヶ島 (5/25)
28 アリー/スター誕生(12/21)
29 フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 (5/12)
30 ピーターラビット (5/18)
30 インクレディブル・ファミリー(8/1)
32 へレディタリー/継承(11/30)
33 ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(4/6)
34 ザ・プレデター (9/14)
34 パッドマン 5億人の女性を救った男 (12/7)
36 ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ(11/16)
37 ヴァレリアン 千の惑星の救世主(3/30)
37 ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(3/30)
37 オンリー・ザ・ブレイブ (6/22)