THE RIVER AWARD 2019 ランキング結果発表 ─ 3,237人の投票が決める、今年のベスト

THE RIVERでは今年も、この1年で最も海外ポップカルチャーファンを楽しませてくれた作品を決定する『THE RIVER AWARD』を開催。2017年は1,053名に、2018年は2,063名にご参加頂いた年に一度のお楽しみ企画、第3回となる2019年はさらにパワーアップして3,237名の皆様からの投票が集まった。
批評家でも業界人でもない、ファンが選んだ作品たち。興行収入でも動員数でもない、本当に心を動かした作品たちのランキングが、ついにここに決まる。皆様から頂いた、愛情詰まった作品へのコメントと共にランキング形式で発表しよう。まずは全138作品中、上位20位から11位の作品を一気に発表だ。
※投票期間:2019年12月23日(月)〜30日(月)
投票者数:3,237人(重複投稿、不正投稿は除外)
投票方法:オンライン。1人3作に投票。うち1作には2ポイント、残り2作には1ポイントずつ。
20位〜11位
第20位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』118pt.(8月2日公開)
「上半期観た映画のラストがどれも悲しくて、沈んだ気分をハゲとマッチョパワーで吹っ飛ばしてくれた映画。最高です」(まちゃんさん)
「筋肉とハゲと美女とかっこいい車!それだけで充分です!」(雪さん)
「映画というよりプロテイン」(ボブさん)
第19位『名探偵ピカチュウ 』128pt.(5月3日公開)
「ポケモンが自然に現実世界に溶け込んでいて夢が叶ったかのよう。原作への強いリスペクトを感じる実写作品の鑑です。そして何よりも表情豊かなピカチュウにやみつき!」(マルさん)
「忘れかけていた『ポケモン』に対する想いを思い出し、今ではポケモンGOをやりながら生活しています。」(キタさん)
「エンドロールで泣きました。制作者のみなさんの原作への深い愛を感じました。」(まるてまるさん)
第18位『アリータ:バトル・エンジェル』138pt.(2月22日公開)
「日本の漫画のハリウッドでの実写化で初めて成功した作品といえると思います。公開後はアリータアーミーと呼ばれる熱狂的ファンが誕生し続編の制作を願っている。ディズニー続編作ってくれ〜」(一喜一憂野郎さん)
「大好きな『銃夢』の世界が映画で観れるなんでまさに夢のようでした。でもアリータの物語はまだ終わっていません。キャメロンの言うところの「語るべき物語」がまだまだある。絶対に続編を作ってほしい!!!」(No.99さん)
「原作漫画の銃夢が好きで実写化はどうなんだろうと半信半疑で見に行きましたが想像以上に銃夢の良さやテーマを理解した作りでCGなのに本当にそこにいるかのようなアリータの存在感や可愛さがとても良かったです」(ニックさん)
第17位『マリッジ・ストーリー』 139pt.(11月29日公開)
「いやあ…いつ以来だろう。映画を観て、こんなにも心の薄皮をカッターで切られる様な痛みに悶えつつ、まるで寒い晩に握りあう手の温もりに包まれた様な体験は。素晴らしかった。」(Takemanさん)
「『ブルー・バレンタイン』より悲しくて、『ラブ・アゲイン』より笑っちゃう、離婚映画の新しい傑作!」(よねっきーさん)
「”優しさと厳しさ”に溢れた演出、脚本と、それに実在感を伴わせた役者陣のオスカー級の名演!夫婦の本質を描いた”離婚劇”の新たな古典となるに相応しい大傑作でした。」(imamuさん)
第16位『 ハンターキラー 潜航せよ』 144pt.(4月12日公開)
「映画館で、息すら止めるレベルで音が出ませんようにと画面を見つめてドキドキしたのは貴重な体験でした。」(はるさん)
「映像も各キャラクターも展開も全部最高。こうなったら熱いな、いいなって展開全部詰め込んでくれるので観たあとのすっきり感がたまらない。」(ににさん)
「とにかく熱い人間ドラマととにかく熱い潜水艦バトルととにかくかっこいいジェラルド・バトラー。アーカンソーのクルーたち、ネイビーシールズ、ロシア大統領とSP、ヤヴチェンコのクルーたち、それぞれの関係性が魅力的で、特にそれぞれの長全員が『ついて行きたい』と思わせる何かを持っていて本当にかっこよかった。」(ぱぱぱさん)
第15位『バジュランギおじさんと、小さな迷子 』 166pt.(1月18日公開)
「今年で一番泣きました。終映後に座席から立ち上がれなくなるくらい泣いて、それでいて爽やかな心持ちになれました。」(とまさん)
「過去最高に綺麗な涙を流した映画!笑いあり、涙ありで、観終わった後にはとてつもない感動と温かみを残してくれる、非の打ち所のない映画でした!」(Marikoさん)
「文句なし今年ベストです!幸せに満ちた最高の映画で何度観ても号泣してしまいます。世の中が、バジュランギおじさんのような思いやり溢れる人でいっぱいになりますように。」(くろねここさん)
第14位『T-34 レジェンド・オブ・ウォー 』 171pt.(10月25日公開)
「面白い以外の理由も評価もない!だって面白いんだもの!!!内臓、ちぎれろ!!!!!!!!!!」(コメコさん)
「内臓がちぎれる胸アツ映画です!」(たえさん)
「内臓がちぎれたのでこのチョイスは仕方ないのです。」(くずさん)
「内臓がちぎれろ」(ほり マンゴー好きさん)
「内臓ちぎれた」(やゆよよさん)
「内臓ちぎれた」(よったんさん)
第13位『 ジョン・ウィック:パラベラム』 184pt.(10月4日公開)
「飽きのこないテンポで、信じられないバリエーションのアクションが次々に繰り出されるシリーズの醍醐味がさらに強く濃く感じられた3作目。アクションだけでなく、綿密に作り上げられた裏社会の世界観で広がっていくストーリーにも惹かれる。」(餃子キングダムさん)
「敵の殺し方がより多彩になってて最高!そして犬の出番も増えてより最高!」(C7さん)
「銃!ナイフ!斧!馬!犬!謎の女!契り!NINJA RE BANG BANG!寿司!刀!バイク!柔術!ケジメ!誇り!尊厳!銃!」(gnspさん)
第12位『アラジン』 193pt.(6月7日公開)
「アニメ版が好きで見に行ったのですが実写版オリジナルの曲もたくさん入っていて最後まで飽きることなく楽しめた!ジーニーが意外にも不自然でなく、とても個性が出ていてよかった。」(Mさん)
「アニメから設定変更した部分が、アニメの良さを損なわずに現代に合うようにアップデートされていて、日本語吹替もキャラクターに合っていてとても良かった。見ていてとても楽しかった。」(のなみさん)
「ただ原作をなぞっただけの映画ではなかった。ポリティカルな側面も絡めながら、脚本にも厚みを持たせて老若男女が楽しめる映画となった。」(ベルードさん)
第11位『アクアマン』 215pt.(2月8日公開)
「THE 娯楽映画。男も惚れるような豪放磊落な主人公、美しいヒロイン、家族愛、戦いと冒険。何度観ても『楽しい!』と言える逸品。」(BNJさん)
「ここまで痛快無比で完璧な荒唐無稽アクションヒーロー映画、実は中々ないと思う。」(room302さん)
「きらびやかで皆それぞれ個性的なアトランティアン、まるでテーマパークにいるかのような映像美とダレることなく痛快なのに心温まるストーリー、鑑賞中に時間を忘れた映画は久しぶりでした!」(millionjiさん)
10位〜6位
第10位『キャプテン・マーベル』 223pt. (3月15日公開)

「上映中、スクリーンの中には勇気と希望と愛が満ちていた。見終わった後、少し強くなれた気がした。キャプテン・マーベルこそわたしのヒーローです。」(ナツメグさん)
「ついに出会えた女性のヒーロー映画!ずっとこういうのが観たかった
この作品を通して希望や勇気をもらえた人は世界中にいると思う」(gogo夕焼けさん)
「これこそ自律した女性の映画。キャロルの精神的な強さに憧れます。」(もすさん)
「女性なのに、女性だから、と女性らしさを意識するのではなく、たまたまそのヒーローが女だっただけ、というところに好感を持てました。こういうのを待ってた。」(サナコさん)
「自分の価値は自分が決める 全女性が心に刻んでほしい そんな強いメッセージ性のある素晴らしい映画が誕生しましたね」(れみにおさん)
「キャロルの前に立ち塞がる壁の数々が、あまりに見慣れすぎて無意識に耐えていたものそのものだったことに衝撃を受けました。彼女の反応全ての意味が分かりすぎて涙が止まりませんでした。」(mameさん)
第9位『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』 249pt. (5月31日公開)

「監督のゴジラ愛がずずずいいと全面に押し出されて見てるうちにこちらもいつの間にかその熱量に振り回され、気づけばそうだそうだと言ってしまう珠玉の激アツてんこもりムービー!エンディングまであんなに気合い入ってんの凄いよドハティ!!作ってくれてありがとう!!!」(tenさん)
「こういうのが見たいんだよ‼︎という観客の要求に120%応えてくれた」(いわおさん)
「最新技術で蘇る東宝スター怪獣と伊福部楽曲に泣きました。」(トイぞろすさん)
「リスペクト!リスペクト!!リスペクトの嵐!!!日本が産んだ怪獣映画をここぞとばかりに詰め込み、お馴染みのテーマ曲たちで盛り上げる!日本を飛び出した怪獣王の進化を目の当たりにしました!」(こーたろーさん)
「ありがとうマイケル・ドハティ!!我々の求めていたものこそ、この怪獣大戦だ!!彼のゴジラ愛がいたるところに溢れていて、気がついたら泣いていました。」(あららさん)
「神話です。我々が見せられたのは怪獣映画が達した極地であり神話だったんですよねぇ…。」(epocepocさん)
第8位『グリーンブック』 274pt.(3月1日公開)

「感動で心も身体も震え暖かな気持ちにさせてくれるラストは生涯最高のギフト。」(@shoichi_jakeinoさん)
「ある意味重いテーマを含みつつ、終始軽快なノリで心和やかにさせられる作品、ビジュアル的にも全般に美しい色使いも印象的でした。」(kazuboさん)
「演技、作品のテーマやストーリーなど、どれをとっても素晴らしく、鑑賞後はあたたかい気持ちになった作品でした。偏見がここまで酷く、こんなに蔓延っていたのかと知ることになった作品でもありました。」(だふぃおさん)
「上質なバディムービーであり、クリスマスムービーであり、ロードムービーであった。さらに人種差別、偏見に対する爽快な答えを提示してくれた。」(nodoさん)
「色々なエピソードが過不足なく積み上がって、一つの物語を構成している、気持ちの良い作品。」(kazさん)
「10年後も20年後も、いつか生まれる子供にも孫にも観てほしいと思いました。」(sae さん)
第7位『ロケットマン』 330pt. (8月23日公開)

「一見、明るく見えるこの映画の中に、LGBTQの事であったり、自分らしく生きる事の大切さであったり、愛を求めるエルトンの悲しさや切なさなど、丁寧に描かれていて、本当に今年間違いなく自分が影響を受けた作品です。」(つなさん)
「華やかなステージの裏であれほどの脆さと孤独を抱えながらどうにか踏みとどまっている姿に、観ているこちらまで胸が苦しくなった。そこからの再生の道のりはとてもスターとは呼べないような姿だったけれど、安堵感をもって見守るようになっていく。強い敵と戦い倒すような話ではないけれど、あそこまで来て初めて、スターも一人の人間なのだと思わされた。演じてくれたのがタロン・エガートンでよかった。」(しまざきさん)
「今迄観た映画の中で一番心に刺さりました。自分の足で立ち上がって生きる意味を教えてくれる映画。」(YokoCristieさん)
「作中でのタロン・エジャトンさんの歌声、表情、佇まい、彼の全てに釘付けになりました。見ると心の中が暖かくなる宝物のような大切な映画で、何度でも見返したくなります。ロケットマンという素敵な映画に今年出会うことが出来て幸せです。」(むんさん)
「この映画、ただのミュージカルじゃない!物語を通し、『自分で自分を愛すること』を教えてくれた熱く温かい作品!エルトン、演じたタロン、そして自分自身のことも大好きになりました!」(まりさん)
「エルトン・ジョンの人生を通して『自分を許し受け入れて、愛すること』教えてもらった。ベストムービーです!」(YuRiさん)
第6位『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 681pt.(12月20日公開)

「自分の映画人生はスターウォーズと共にありました。その想いが集約されるに相応しい傑作だったと思います。」(モチキンさん)
「どんなに賛否があろうとやはりスターウォーズはお祭り。これでもかと盛り込まれたファン垂涎のキャラクターやセリフに引き込まれた。」(みはしゅんさん)
「今年全シリーズにハマり、スカイウォーカーの夜明けを観て、なぜもっと早くこのスター・ウォーズシリーズを観なかったのかと思いました。こんなに映画館で泣いた作品は初めてでした。」(ユウさん)
「待望の結末でありながら、終わってほしくないと思いながら観た1本です。前日まで、あれこれ考えてましたが、始まると同時に没頭していました。周りの感想、評価はともかく、スターウォーズこそが、映画が好きな理由です。」(j.jさん)
「懐古趣味と批判された『フォースの覚醒』、真逆に振り切って批判された『最後のジェダイ』からの伏線と展開をしっかりと回収した、”バランスをもたらす”作品だったと思います。何よりも自分たちがスター・ウォーズが本当に大好きなんだという事を思い出させてくれた本作に感謝します。」(コズミックリャマ夫さん)
「長い長いスカイウォーカーサーガが締め括られ、キャラクター達と共に歩んできた旅が終わりを迎えたような感じがしました。涙が止まらなくなるシーンが本当に多かったです。」(だふぃおさん)
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