『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編は製作費が「高すぎる」─ エミリー・ブラントが不安を吐露

トム・クルーズ主演、SFアクション『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)の続編企画について、ヒロインのリタ・ヴラタスキにふんしたエミリー・ブラントが再び口を開いた。もっとも、今回は決して朗報とは言えない内容だ。
米番組「The Howard Stern Show」に登場したエミリーは、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編について、「正直なところ、この映画の製作費は高すぎます。どうすればやれるのかわかりません」と不安を吐露している。前作は、200億円近くにも及ぶ製作費が注ぎ込まれた超大作。スター俳優ふたりの高額な出演費はもちろん、続編ともなればさらに規模感も上がり、前作を上回る製作費が必要となることは言うまでもないだろう。
なお肝心の脚本については2019年10月時点で、ダグ・リーマン監督が改稿済みのものを完成させていることが判明しており、2020年1月には脚本の打ち合わせが行われたことも確認されている。2020年12月には、「とっても期待できて、とっても出来が良いですよ」とエミリー。そして2021年1月には、リーマン監督が脚本はまだ改良を重ねている状況としながらも、それが「障壁にはならない」と話していた。
リーマン監督は脚本の有無というよりも、キャストのスケジュールが続編企画を前進させる鍵と考えている模様だ。つまり現状で解決しなければならない問題は、他作品で多忙を極めているエミリーやトム・クルーズのスケジュール、そして高額な製作費というわけである。果たしてこの問題をクリアして、続編が製作される日は来るのだろうか。
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Source:The Howard Stern Show