『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』悪役にクリスチャン・ベールが決定、『ダークナイト』以来のアメコミ映画出演に

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の2021年公開作品『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』に、『ダークナイト』3部作や『フォード vs フェラーリ』のクリスチャン・ベールがヴィラン役で出演することが分かった。
交渉の事実は2020年1月より伝えられていたものだが、これが実ったようだ。同シリーズでヴァルキリー役を演じるテッサ・トンプソンが米Entertainment Tonightに「クリスチャン・ベールがヴィランを演じるんです。凄いことになりますよ」と予告する形で明らかになった。
どのような悪役に扮するかは現時点で不明。DC映画『ダークナイト』3部作ではバットマン/ブルース・ウェイン役としてヒーローを演じたクリスチャン・ベールだが、『アメリカン・サイコ』(2000)では題名通りサイコな殺人鬼になりきるなど役柄の幅は広い。『マニシスト』(2004)での激痩せや『バイス』(2016)での激太りなど、時に大胆な肉体改造も厭わぬ徹底した役作りでも知られるベールが、マーベル映画の悪役を演じると一体どうなるのだろう?
『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』には、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)を手がけたタイカ・ワイティティが脚本・監督として復帰。ソー役のクリス・ヘムズワース、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンのほか、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンも再登板し、ソーとしてハンマーを手に活躍するという。
テッサはこの度「ナタリーとテキストメッセージのやりとりをいっぱいしてます」とも明かしており、早くも女性チームの仲が深まり始めているようだ。「きっと楽しくなると思う。タイカが脚本と監督で、おなじみの顔もあって、新しい人たちも入ってくるんです。」なおテッサは、既に同作の脚本に目を通したとも明らかにしている。もちろん、その内容については「言えませんけどね。」
撮影は2020年8月にオーストラリアで開始予定。米公開は2021年11月5日を目指している。
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Source:ET