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2003年版『ハルク』主演のエリック・バナ、再演に興味なし「私にとっては1回限り」

エリック・バナ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/13926618826/

アン・リー監督の『ハルク』(2003)でタイトルロールに抜擢されたエリック・バナ。同作から間を置かずして、バナが演じたハルク役は、マーベル・スタジオが始動したマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『インクレディブル・ハルク』(2008)でエドワード・ノートンに引き継がれ、その後はノートンに代わってマーク・ラファロが演じてきた。

当時から約18年。自身初のハリウッド主演作ということもあり、特別な思いもあるであろうハルク役について、バナは再演の意思を持っているのだろうか。このたび米YouTube番組に出演したバナが、歴代スパイダーマンが集結する、いわば「実写版スパイダーバース」の実現が囁かれているMCU版『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』への興味を訊かれた上で、ハルク再演の可能性について言及。次のように明かしている。

「ないですね。あの映画を撮ったときは、マーベル・ユニバース以前のようなものでした。あの世界は実際には存在していなかったということです。私にとっては1回限りの映画でした。映画を作ると続編が作られるような世界は、あの時には存在していなかった。なので、端的に答えはノーです。再演するものだとは思っていませんでしたし、今になってもそういったことは考えられませんね。

バナは、米ポッドキャストWTF with Marc Maron Podcastとのインタビューでも、ハルク役について言及している。映画『ハルク』の契約時を振り返り、「即答ではなかったです」と記憶を呼び起こすバナは「頭を整理するのに時間がかかりました。契約時は脚本も読んでませんでしたから」と、役を引き受けることに慎重だった模様。「この作品は、そうした(脚本を読んでいない)ケースだった作品のひとつでしたし、私がやってみたいと思っていたタイプの映画ではありませんでした」。こうした俳優としての適性を振り返った上で、「だからこそ、同じような領域に手を出さないんです」と話している。

ちなみに、バナが考えるぴったりなハルク役は、2012年の『アベンジャーズ』から演じ続けているマーク・ラファロなのだそう。「彼のは上手くいきましたよね」と語っている。

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Source: Jake’s Take,WTF with Marc Maron Podcast

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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