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『美女と野獣』実写×アニメのハイブリット版、ミュージシャンH.E.R.がベル役に決定

Photo by MTV International https://commons.wikimedia.org/wiki/File:H.E.R._Interview.jpg

ディズニー傘下となる米ABC局で、『美女と野獣』を実写・アニメで描くハイブリット特別番組『Beauty and the Beast: A 30th Celebration(原題)』が製作される。この企画で、ミュージシャンのH.E.R.がベル役で主演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

1991年に公開されたアニメ映画『美女と野獣』の30周年を記念して放送される特別番組は、不朽の名作にオマージュを捧げ、これまでになかったライブミュージカル・パフォーマンスで観客をベルの世界へ誘(いざな)うという。

グラミー賞とアカデミー賞を受賞した実力派シンガーソングライターのH.E.R.は女優としても活動しており、『カラーパープル』(1985)のミュージカル・リメイク映画(2023年に米国公開予定)に出演。Netflixのミュージカル・アニメシリーズ『みんなのアメリカ 〜私たちが社会をつくる〜』では声優を務めている。

フィリピン人と黒人の血を引き継ぐH.E.R.は、スクリーンでベルを演じる初の非白人俳優となる。特別番組では古典的な物語にインスパイアされた新しい舞台セットや衣装もフィーチャーされる予定だ。

H.E.R.はベルを演じることについて、こう意気込みを語っている。

「『美女と野獣』のレガシーの一部になれるなんて信じられません。世界は黒人とフィリピン人のベルを目にすることになるのですから!ずっとディズニー・プリンセスになりたいと思っていましたし、ハミッシュ・ハミルトンと大好きなジョン・M・チュウと一緒に仕事が出来るなんて現実とは思えません。これ以上ないぐらい感謝しています。」

本企画では、『デヴィッド・ボウイ・イズ』(2013)のハミッシュ・ハミルトンが監督を務め、『クレイジー・リッチ!』(2018)『イン・ザ・ハイツ』(2020)でメガホンをとったジョン・M・チュウが製作総指揮を務める。

『Beauty and the Beast: A 30th Celebration(原題)』はディズニー・スタジオにて観客の前でライブ収録され、2022年12月15日にABCにてオンエア。翌日には米ディズニープラスで配信される予定だ。

Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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