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『美女と野獣』ガストン&ル・フウのスピンオフドラマ、企画は今も存在 ─「近い将来、実現する」とルーク・エヴァンス

美女と野獣
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

2017年に不朽の名作を実写映像で蘇らせ、世界中の観客を虜にした映画『美女と野獣』。同作に登場したガストンル・フウのスピンオフドラマが、Disney+にてかねてより進行していたが、2022年2月に企画が製作保留になってしまった。ディズニーは企画続行の意向を示していたものの、半年以上経った今も音沙汰はない。果たして現状はどうなっているのだろうか?

全8話構成で、1シーズンのみのミュージカルドラマになると伝えられていた本作は、ガストンとル・フウに焦点を当てた前日譚を描く物語。2022年春に撮影開始が予定されていたが、事情により夏へと延期され、最終的には無期延期となった。その理由は、脚本や音楽などの諸要素が予定通りに進行できなかったことや、キャストのスケジュールの都合もあったという。なお作品の性質上、秋の撮影は天候面の制約もあったとも報じられていた。つまり撮影が開始されるとなると、2022年の冬以降となるわけだが、冒頭で記した通り製作再開の発表はなされていない。

そんな中、ガストンとしてカムバックするルーク・エヴァンスが、Entertainment Weeklyのインタビューに登場した。企画の頓挫も噂されているが、「保留になっています」とあくまでも今も存在することを強調。「私たちはただ、企画が限りなく最高なものであることを確かめておきたいんです」としながら、そのために時間を要することになったとしても、「これは非常に重要なレガシーなので、そうするべきだと思っています」と説明を続けている。「このキャラクターたちに敬意を表し、かつてないほどの素晴らしい物語を届けたいんですよ」。

熱い想いを語るエヴァンスは、「保留になっているだけです」とあらためて企画の状況を明かしながら、「私たちはみんなとても楽しみにしています。近い将来のあるときに、実現することになるでしょう」と約束した。この言葉を信じ、魔法のような完璧な仕上がりに期待しよう。

ガストンとル・フウの過去、ふたりがいかにして出会い、どのようなキャラクターで、なぜ私たちが知っている映画のような人物になったのかを掘り下げてみたらどうだろう、というアイデアが浮かびました」と、エヴァンスは企画の始まりを説明。そんな本作は既報によると、映画版から数年前に遡った王国が舞台とのこと。ガストンとル・フウの義妹、ティリーの驚くべき過去が判明したことから、彼女を連れて思わぬ旅へ繰り出すことになる。過去の謎が暴かれ、現在の危機が大きくなる中、旧友や新たな敵たちが現れ、ついに王国に隠された秘密が明らかになり……。

キャストに変更がなければ、ルーク・エヴァンスのほか、ジョシュ・ギャッドがル・フウとして続投する見込み。新キャストとしては、『僕を育ててくれたテンダー・バー』(2021)のブリアナ・ミドルトン、「ホークアイ」(2021)のフラ・フィー、リタ・オラ、ジェラニ・アラジンが出演予定となっている。

Source:Entertainment Weekly

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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