『ザ・バットマン』9月初頭にイギリスで撮影再開へ ─ 『ファンタビ』新作も同時期に開始か

DCコミックスによる単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』の撮影が、2020年9月初頭に再開されることが分かった。米Varietyが報じている。
米ワーナー・ブラザース製作の『ザ・バットマン』は、2020年1月下旬にイギリスにて撮影が開始されたものの、コロナ禍を受けて3月中旬に中断。4月には、撮影再開の見通しが立たない為か、2021年6月21日に予定されていた米公開日が同年10月1日に延期となっていた。
撮影再開に向けた準備も着々と行われていたようで、撮影クルーは8月に入ってから撮影セットの設営にあたっていたとのこと。主演のロバート・パティンソンはじめ、キャットウーマン役ゾーイ・クラヴィッツらキャスト陣も中断の間に役作りを行っていることが分かっていた。なお、9月からの撮影は年内にも終了する可能性があるという。
同じくワーナー作品となる『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)の撮影も9月にイギリスで再開される見通しと伝えられている。同作の撮影は3月中旬に開始予定だったが延期となっていた。
4月にウイルス感染状況のピークを迎えていたイギリスだが、5月中旬に同国デジタル・文化・メディア・スポーツ省が、ソーシャルディスタンスのガイドラインに則った上で、映画・ドラマの撮影再開を容認する意向を発表。これに習い、ドラマ「セックス・エデュケーション」シーズン3や『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』、「ウィッチャー」シーズン2の撮影再開が続々と伝えられていた。
無事再開となれば、『ザ・バットマン』『ファンタスティック・ビースト』第3作ともに約半年ぶりの再始動ということになるが、現地の感染状況次第では再び中断となる可能性も大いにある。
▼ザ・バットマン の記事
『ザ・バットマン』続編『ザ・バットマン Part II』2025年10月米公開決定 ─ 3部作構想も明らかに DCエルス・ワールドで独自展開 【全訳】新DCユニバース第1章『Gods and Monsters』大発表 ─ DCがリセット、新作10タイトルと注目ポイント解説 この記事で全部わかる 2023年(第95回)アカデミー賞ノミネート一覧 ─ 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』最多11ノミネートに 今年はどれが受賞するかな? 『ザ・バットマン』続編、変わらずブルース・ウェインの物語に ─ 「描きたいのはバットマンの壮大な変化」 ヴィランも気になりますが 『ザ・バットマン』のユニバース「バットバース」が計画中 ─ 監督とジェームズ・ガンら会合へ 複数シリーズが走る?
Source: Variety