『ザ・バットマン』コリン・ファレル、ペンギン姿のままスタバに行ってオーツミルクラテを注文していた

『ロブスター』(2015)『ジェントルメン』(2019)などのコリン・ファレルは、『THE BATMAN -ザ・バットマン-』にてペンギン役を演じている。特殊メイクがなされたファレルは、そのあまりの変貌ぶりに公開前から大きな話題となっていた。そんなファレルは撮影期間中、スターバックスにペンギン姿のまま訪れていたという。
『ザ・バットマン』にてコリン・ファレルふんするオズワルド/ペンギンは、暗黒街に属する人物たちも集うナイトライフ・スポット、アイス・バーグ・ラウンジの経営者として登場する。その姿は予告編などからも確認できるように、ファレル本人であることが認識できないほどだ。
Colliderのインタビューにてファレルは、テストメイクでペンギンとして初めて変身を遂げた日の出来事について振り返っている。そのメイクが十分であるかを確認するため、ファレルはドライブに出かけたといい、「(カリフォルニア・)バーバンクでやりました。10〜15人のチームで、6〜8時間かけて。とても楽しかったです」としながら、「スターバックスに入り、オズワルドらしくないドリンクを注文しました」と続ける。
ペンギンといえばバットマンの宿敵のひとりで、コンプレックスとトラウマを持ち、正気を保ったまま犯罪を繰り返す、ゴッサム・シティでは異彩を放つ悪党として知られている。そんなスーパーヴィランであるペンギンらしくないドリンクというのは、「オーツミルクラテ。それもステビア甘味料をふたつ入れたもの」と説明。「周りからは2~3度見されましたけど、それはひと目を引くような姿だったからです」と、ファレルは自信満々に話している。
THE RIVERのインタビューでもファレルは、共演者であるジェフリー・ライトに、あまりの別人の姿から撮影現場で気付かれなかったといい、「僕は完全に溶け込んでいるってことですよ。役に消えているというか。自分でも予告編映像を観て、変な感じでした。自分じゃないんですから。全くわからないでしょう?」と説明していた。共演者からも気付かれなかったのだから、映像で観るより目の前だとさらに衝撃的ということだろう。
ちなみに、ペンギンをメインキャラクターとしたスピンオフドラマが、HBO Maxにて進行中。コリン・ファレルは本作でも役を続投する見込みだ。さらなるビジュアルの進化にも期待したい。

『ザ・バットマン』は公開中。
Source: Collider