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「バットウーマン」2代目バットウーマン役が決定 ─ 初の黒人女優を起用、初代とは全くの別人に

バットウーマン
BATWOMAN TM and related characters and elements are and trademarks of DC Comics. (c) 2020 Warner Bros. Entertainment All rights reserved.

DCコミックス原作ドラマ「バットウーマン(原題:Batwoman)」の2代目バットウーマンに、「MACGYVER/マクガイバー」(2016-)「God Friended Me (原題)」(2018-2020)の新進女優ジャヴィシア・レスリーが抜擢されたことがわかった。米Varietyが報じている。

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2019年10月放送開始の「バットウーマン」は、セクシャル・マイノリティのスーパーヒーローを主役に据えた初めてのドラマシリーズとして注目された。ところが、シーズン1の米国放送終了後の2020年5月中旬、主人公ケイト・ケイン/バットウーマンを演じたルビー・ローズの降板が発表。約2週間後の6月上旬には、製作の米CW局がシーズン2で新キャラクターによる“2代目バットウーマン”を登場させる意向を示していた

シーズン2でレスリーが演じることになるのは、米Deadlineにて伝えられていた“ライアン・ワイルダー”というレズビアンのキャラクター。セクシュアル・マイノリティという面ではケイト・ケインと共通しているが、既報によれば「ライアンはケイト・ケインとは全くの別人」なのだそう。ゴッサム市警の目をかいくぐりながら薬物の運び屋として数年を過ごしたというライアンは、「魅力的だが扱いにくく、少し間抜けで自由奔放な」性格の持ち主とのことだ。

また、ライアンは「スキルは高いが、荒々しく戦術が確立されていない、最も危険なタイプの戦士」「オープンなレズビアンで、たくましくもあるが未熟、情熱的だが間違いを犯しやすい、アメリカン・ヒーローの型にははまらない」ようなキャラクターと形容されている。なお、“ライアン・ワイルダー”の名を持つ登場人物はコミックでは確認できない為、オリジナル・キャラクターと見られる。

この度の発表に際して見事抜擢されたレスリーは、「テレビで、バットウーマンという象徴的な役を演じる最初の黒人女優になることができてこの上なく誇らしいです。また、バイ・セクシャルの女性としても、LGBTQ+コミュニティの為の開拓者となってきた革新的な作品に参加できて光栄です」とコメントしている。

ローズの降板発表の際、CW局とワーナー・ブラザース・テレビジョンは、シーズン2の物語が「新たな方向性」で展開されることを発表している。レズリー以外のキャストに関する情報は不明だが、こちらもあわせて続報を待ちたいところだ。なお、シーズン2は2021年1月に米国放送が開始される予定とのこと。

Source: Variety,Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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