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デイヴ・バウティスタ、ドラックス卒業後のMCUにも心配ゼロ ─ 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』公開時には54歳、「裸の役は厳しくなる」

デイヴ・バウティスタ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28662922195/

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でドラックス役を演じてきたデイヴ・バウティスタが、2023年公開の最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』をもってMCUを卒業する意向を示している。なぜバウティスタはドラックス役を卒業しようとを考えたのか、そして“その後”のMCUをどう捉えているのか……。

米国のテレビ番組「The Ellen Show」に出演したバウティスタは、「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の次回作で最後だということですが…」との質問に「そうですね」と笑った。もっともバウティスタ自身は、自身の卒業宣言がこれほど話題を呼ぶとは思っていなかったようだ。

「インタビューでその話をした時は、まさかニュースになるなんて思わなかったですよ。そうなることは誰でも予想しているものと思っていたから。僕たちは3部作を作っていて、ジェームズ・ガン(監督)もこれが最後の(MCU)映画だと言っています。ジェームズが終わりなら、僕も終わり。それに、『Vol.3』が公開される頃には僕も54歳だから、裸の役は厳しくなってくる(笑)。」

バウティスタは現在、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)の公開を控えるほか、ライアン・ジョンソン監督『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)の続編映画に出演する。アクション映画以外への進出にも意欲を見せるなど、新境地を求めるバウティスタは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』について「ひとつの旅が終わるので、僕も引退し、幕を閉じる準備を」と語った。

アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.やキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスが『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をもってMCUを去った今、従来の物語を牽引してきた顔ぶれが、今後ぞくぞくとユニバースを去っていくことも考えられる。しかしバウティスタは、自身を含めた俳優陣の卒業後にも大きな心配は抱いていないらしい。米Vultureでは、「マーベルには本当に豊富なライブラリーがある。だから問題ないと思う」と語った。

「僕はいなくなった後、僕が死んだ後も、マーベルには描くことのできる材料がある。ディズニーがフォックスを買収したことで、X-MENにも長い寿命が与えられましたし、まったく新しいユニバースが生まれてくることでしょう。豊富すぎるほどのライブラリーですから、素材も、俳優も、スーパーヒーローも、絶対に使い切れないと思いますよ。過去の作品も後からリブートするでしょうしね。」

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』は2023年5月5日に米国公開予定。2022年にはDisney+オリジナル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』も製作される。

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Sources: The Ellen Show, Vulture

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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