「ベター・コール・ソウル」メインキャストは撮影時には同居、ジミー役ボブ・オデンカークが理由を語る

「ベター・コール・ソウル」(2015-)の撮影期間中には、ジミー・マッギル役のボブ・オデンカーク、キム・ウェクスラー役のレイ・シーホーン、ハワード・ハームリン役のパトリック・ファビアンらが、アメリカ・アルバカーキにある家で共同生活を送っているようだ。
本作は、「ブレイキング・バッド」(2008-2013)に登場する悪徳弁護士、ソウル・グッドマンことジミー・マッギルの知られざる過去を描く物語。キム・ウェクスラーは弁護士で、ジミーの元同僚であり、彼を支え続ける良き理解者・パートナーでもある。ハワード・ハームリンは大手法律事務所を構える敏腕弁護士で、ジミーとは犬猿の仲だ。
ジミーとキムが同居する姿は容易に想像できるが、ハワードも一緒となれば違和感を覚える人もいるだろう。とはいえ、それは作中での話で現実世界では関係ないようだ。米番組「Inside of You with Michael Rosenbaum」に登場したボブ・オデンカークによると、妻と共に購入した別荘で俳優陣と共同生活をしているとのことだ。共同生活の理由として、リハーサルを沢山行うことが出来るからだという。俳優陣による圧倒的なパフォーマンスは、こうした共同生活により生まれたともいえるだろう。
共同生活の感想について、ボブ・オデンカークは「一人でいるより全然良いですよ。みんなも同じように考えていると思います」と語っている。しかし、ドラマともなれば撮影期間は決して短くはないはず。窮屈にもなりそうだが、「お互いに放っておくことも得意なので」という。
「全部のシーンで一緒のわけではないので、私は可能な限りそのまま家に帰るようにしています。家に帰るのが大好きで、パトリック(・ファビアン)が特に全員のために夕食を作ってくれるのです。それに、“ハイキングに行こう”となった時とかも、他の人がいた方が良いじゃないですか。」
ちなみに、「ベター・コール・ソウル」はシーズン6で幕を閉じる予定。撮影時期については、グスタボ・“ガス”・フリング役のジャンカルロ・エスポジートによると、2021年3月を予定しているとのこと。しかし、新型コロナウイルスの影響で、最後の同居生活が叶わなくなってしまうかもしれない……。
Source: Inside of You with Michael Rosenbaum , ScreenRant