Menu
(0)

Search

ノーラン最新作『オデュッセイア』に『オッペンハイマー』テラー役ベニー・サフディが出演、早くも再タッグ

https://www.instagram.com/oppenheimermovie/p/C2sceslhNHd/

クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』に、映画監督・俳優のベニー・サフディが出演することがわかった。『オッペンハイマー』(2023)に続いての再タッグとなる。米The Hollywood Reporterが報じた。

『グッド・タイム』(2017)『アンカット・ダイヤモンド』(2019)で兄弟監督コンビ“サフディ兄弟”として注目を集めたサフディは、俳優として『リコリス・ピザ』(2021)や『私というパズル』(2020)「オビ=ワン・ケノービ」(2022)などに出演。ノーランの前作『オッペンハイマー』では、キリアン・マーフィー演じるJ・ロバート・オッペンハイマーと対立するエドワード・テラー役を演じた。

この投稿をInstagramで見る

Oppenheimer(@oppenheimermovie)がシェアした投稿

なお、兄弟での監督業は今後予定されていないものの、サフディはフィルムメイカーとしての活動にも変わらず積極的。エマ・ストーン主演ドラマ「THE CURSE/ザ・カース」(2023)では脚本・製作・出演を兼任したほか、単独監督作となるドウェイン・ジョンソン主演&A24製作の伝記映画『ザ・スマッシング・マシン(原題:The Smashing Machine)』が2025年に米国公開予定だ。

『オデュッセイア』は詩人ホメロスによる英雄叙事詩『オデュッセイア』をノーラン自らの脚本で映画化するもの。トロイア戦争のあと、イタカの王・オデュッセウスは故郷をめざし、神々や怪物と出会う危険な旅に出る。ところが故郷のイタカでは、オデュッセウスは戦死したと思われており、妃・ペネロペイアのもとをたくさんの求婚者が訪れていた……。

「IMAXフィルムの新技術を駆使し、世界中で撮影される神話的アクション大作」と形容される本作には、マット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、シャーリーズ・セロン、ロバート・パティンソン、ジョン・バーンサルら豪華キャストが結集。ただし秘密主義で知られるノーランゆえ、具体的なプロットや出演者の役どころは明らかになっていない。

撮影は2025年2月に開始予定で、既報によるとイタリア・シチリア州やイギリス、モロッコにて実施される。プロデューサーはエマ・トーマス、製作・配給はユニバーサル・ピクチャーズ。

映画『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』は2026年7月17日に米国公開予定。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly