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ポール・ベタニー、「ワンダヴィジョン」大物カメオ予告を後悔「すごく面白いジョークだと思った」

ワンダヴィジョン
『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel

2021年2月中旬、俳優ポール・ベタニーのとある発言が、「ワンダヴィジョン」のファンを大きく騒がせた。ベタニーは、主演を務める「ワンダヴィジョン」で「まだ明かされていないキャラクターが1人いる」発言し、大物のカメオ出演を匂わせたのだ。最終話でその人物が明かされるや、この発言がベタニーによるジョークであることが判明した。

ジョークとして受け入れたファン、楽しみにしていたが故に落胆したファン…ベタニーのジョークには様々な反応が見られたが、少なくともベタニー本人は、自分の発言を後悔していたようだ。

この記事には、「ワンダヴィジョン」のネタバレが含まれています。

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完結まで残り数話に迫った中でベタニーが繰り出した大胆な予告には、「ワンダヴィジョン」ファンの間で様々な憶測が飛び交い、世界中で大きく報道された。ベタニーはヒントとして、「人生で1度はご一緒したかった役者さん」とまで語っていたのだ。その人物の筆頭候補として、「ワンダヴィジョン」のストーリーが直結すると伝えられている『ドクター・ストレンジ』続編の主人公、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが挙げられていたが、最終話で登場したのは、ベタニー演じるヴィジョンのもうひとりの自分、ホワイトヴィジョンであった。

ワンダヴィジョン
『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel

この種明かしについて、ベタニーは「これについてはありとあらゆる感情を抱きました」と米The Playlistのインタビューで発言。「あれは大きな後悔でした」と振り返っている。発言当時、ベタニーは「すごく面白いジョークだと思った」という。「自分でも(発言に)満足してました」。もっとも、このジョークを聞いたファンの反応は、ずっとシリアスなものだった。

「そしたら、ファンの皆さんは“パトリック・スチュワートなんじゃない?”って。それを聞いて僕は“わお、鋭い意見じゃないか”って思いました。“やばいじゃん、その人が僕だってことに気づいたら、絶対ガッカリしてしまう”と。

ベタニーの発言後、登場が大きく期待されたひとりが、ここで言及されているパトリック・スチュワートだ。スチュワートは『X-MEN』シリーズでプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアを演じている。プロフェッサーXは、原作コミック「ハウス・オブ・M」で、現実改変能力を抑えることが出来ないワンダ・マキシモフに大きく関係する人物であるため、「ワンダヴィジョン」に登場するとファンは踏んだのだろう。

結果的に思わせぶりな発言をしてしまったベタニーは、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギの元に相談しにいったという。「彼も、すっごく良くて、とても面白いジョークだと思っていたようです」。ファイギ社長の反応を見て安心するベタニーの姿が目に浮かぶようだ。ベタニーは改めて「そこまで期待はずれなものにもならなかったようです。一瞬、“何てことをしでかしたんだ”と思いましたけどね」とヒヤッと体験を振り返った。

ちなみに、登場すると(勝手に)期待されていたドクター・ストレンジ役のカンバーバッチは「ワンダヴィジョン」配信終了後に、「ガッカリさせてごめんなさい」と謝っていた

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Source: The Playlist

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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