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お蔵入りの映画『バットガール』、『バットマン リターンズ』キャットウーマンのイースターエッグが存在していた?

ミシェル・ファイファー
Image by joyparris (CC BY 3.0) https://vimeo.com/277816327 Remixed by THE RIVER

DCコミックスによる新作映画、『バットガール(原題)』が撮影を終えていたにも関わらずお蔵入りとなってしまった。幻の映画となった『バットガール』には、マイケル・キートンがバットマン役として復帰する予定で、ファンから熱い視線が注がれていた。どうやら、DCファンにとって観られなくて残念に思う、『バットマン リターンズ』(1992)のキャットウーマンのイースターエッグまで隠されていたようだ。

『バットガール』はゴッサム・シティのジェームズ・ゴードン警察長官の娘、バーバラ・ゴードン/バットガールを描く単独作品。ワーナー・ブラザースの新体制による戦略のもと、企画の頓挫が決定した本作の製作費は、撮影を終えた時点ですでに9,000万ドルにおよぶものだったというが、HBO Maxでの配信および劇場での公開を見送る格好となった。この先、本作が一般向けにお披露目されることはないかもしれないが、テスト上映で関係者はその一部を鑑賞している。

そのテスト上映で判明したのが、『バットマン リターンズ』のミシェル・ファイファーふんするキャットウーマンのイースターエッグが存在していたということ。ポットキャスト「The Town with Matthew Belloni」の司会者であるマシュー・ベローニは、テスト上映参加者から入手した情報をもとに、「ミシェル・ファイファーによるキャットウーマンのマスクが登場したみたいです」と明かしている。その詳細については言及されていないが、「ミシェル・ファイファー本人が映画に出てくるわけではありませんけど」と、あくまでもイースターエッグであると付け加えている。

マイケル・キートンとは異なり、ミシェル・ファイファーがキャットウーマンとしてシリーズに帰ってくるわけではなかったようだが、それでもファンとしてはそのイースターエッグを見つけて、ノスタルジーに浸りたかったものだ。企画のお蔵入りが発表された後、監督のひとりであるアディル・エル・アルビより、バットガールとバットマンをとらえたスチール写真が公開されているが、このキャットウーマンマスクのイースターエッグもまた、何らかの形でお披露目させることに期待しよう。

Source:The Town with Matthew Belloni , ScreenRant

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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