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打ち切りとお蔵入り、ブレンダン・フレイザーはまたDC作品に再登場するか?「オープンな気持ちでいます」

ブレンダン・フレイザー
Photo by David Shankbone https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Brendan_Fraser_by_David_Shankbone.jpg

『ハムナプトラ』シリーズや『センター・オブ・ジ・アース』(2008)で知られるブレンダン・フレイザーは、これまでにDCコミックス原作作品に2回登場している。今最も高く評価され、更なる活躍が期待される俳優の1人であるフレイザーが、今後またDC作品に登場する可能性はあるだろうか。Variety向けのインタビューにて明かしている。

A24作品『ザ・ホエール』の演技でアカデミー賞主演男優賞受賞も有力視されているフレイザー。これから先、オファーが絶えないことは確実だが、多くの俳優陣がこぞって切望するスーパーヒーローものへの興味はあるのだろうか。

ドゥーム・パトロール
DOOM PATROL and all related pre-existing characters and elements TM and (c) DC Comics. Doom Patrol series and all related new characters and elements TM and (c) 2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

DCコミックス原作のドラマ「ドゥーム・パトロール」(2019-)では元人間のロボット、クリフ役を演じたが、ロボット姿のため、メインは声の演技。身体の演技はライリー・シャナハンが主に担当しており、さらに本作は現行シーズンであるシーズン4にて打ち切りが決定している。

また、同様にDCコミックス原作の新作映画『バットガール』のヴィランを演じる予定であったが、撮影が完了したにも関わらず、リリースが中止となりお蔵入りとなった。これらの経緯を経た上で、DC作品にまた参加する意思はありますか?と問われ、フレイザーは「多分。すべては作品の内容次第ですね」とフラットに返している。

「誰がプロデュースするとしても、この仕事は容易にこなせるものではなりません。DC作品の『ドゥーム・パトロール』が終わったところですが、あれはユニークなキャストでした。私はライリー・シャナハンのことが大好きです。彼が全ての装備を身に着けてくれたので、私は声の出演とツーピース下着を着て仕事するだけで済みました。誰も私がレコーディングスタジオにいたことを知らないでしょうね。あれは史上最高の1日でしたよ。それはさておき、私はオープンな気持ちでいますよ。」

目下『ザ・ホエール』にて各映画賞に続々とノミネートされているフレイザー。第80回ゴールデングローブ賞にはノミネートされたものの、授業式に出席しなかった。この件についてフレイザーは受賞のトロフィーは車のボンネット前部の飾りのようなものと喩え、「私にとっては意義深いものではありません」と受賞へのこだわりがない旨をコメント。ニュートラルな人柄を感じさせるフレイザーだけに、DC作品へのオープンなマインドが、またどこかで結実することに期待できそうだ。

Source:Variety

Writer

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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