DC『ブラックアダム』再撮影中、ドウェイン・ジョンソンのダークヒーロー姿が公開 ─ 自前の筋肉のみで仕上げたそのサイズ感を見よ

“DCユニバースのヒエラルキーを変わる”と明言する男、ドウェイン・ジョンソン。“ダークヒーロー”として挑む主演最新作、DCコミックス『ブラックアダム(原題:Black Adam)』より再撮影裏の写真が公開されている。
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主人公は、シャザムの宿敵であり、支配欲求に取り憑かれたブラック・アダム/テス・アダム。エジプト・カーンダックにて奴隷を解放したがゆえに、ロック・オブ・エタニティの魔法使いに封印されてしまう。復讐を果たすべく、現代に蘇るといった原作の背景が踏襲されるとのことだ。
2022年7月29日から10月21日に米国公開が延期となった本作は現在、再撮影が行なわれている状況。このたびドウェイン・ジョンソンがブラックアダムのスーツに身をまとい、その撮影に挑む姿をとらえた写真が公開されている。Instagramの投稿でドウェインは、「『ブラックアダム』を仕上げるため、刺激的な製作の一週間が続いています」としながら、ブラックアダムというキャラクターに対する思いを綴った。
「キャリアを通して、長年にわたり素晴らしく楽しい役を演じさせてもらってきましたが、このブラックのスーツをまとうアンチヒーロー、テス・アダムほど私のDNAに語りかけるものはいません。
絶えゆく光に激しく怒れ。
DCユニバースのパワーヒエラルキーが変わろうとしている。」
ちなみにドウェインは以前、このブラックアダムのスーツに詰め物が入っていたことが気に入らなかったとした上で、「それをすぐさま引き裂いたり、切ったり、破いたりしてくれました」と明かしていた。世界最強の筋肉を誇る俳優のドウェインとしては、身体を大きく見せるための詰め物は一切不要だったようだ。
キャストにはドウェインのほか、ピアース・ブロスナンがドクター・フェイト/ケント・ネルソン役、ノア・センティネオがアトムスマッシャー役、オルディス・ホッジがホークマン役、キンテッサ・スウィンデルがサイクロン/マクシーン・ヒュンケル役として名を連ねている。監督を務めたのは、『ジャングル・クルーズ』(2021)のジャウム・コレット=セラだ。
『ブラックアダム(原題:Black Adam)』は、2022年10月21日より米国公開。