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DC『ブラックアダム』ドウェイン・ジョンソン、自前の筋肉があるからコスチュームの詰め物不要だった

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“DCユニバースのヒエラルキーが変わる”

ドウェイン・ジョンソン主演映画、『ブラックアダム(原題:Black Adam)』より撮影裏画像が米国公開された。Total Filmにて公開となった本画像では、ブラックアダムのパーフェクトなコスチューム姿が写し出されているが、どうやらこのコスチュームが完成に至るまでには一工夫がなされていたようだ。

Total Filmのインタビューにてドウェイン・ジョンソンは、ブラックアダムのコスチュームの製作過程について正直に振り返っている。「この業界で最高のコスチュームデザイナーたちです。とても才能がある方々が家に来ました。そのコスチュームを着たのですが、とにかく嫌いだった」。

世界最強の筋肉を誇る俳優として知られているドウェイン。どうやら、コスチュームに入っていた詰め物が気に入らなかったようだ。「詰め物が入っていたんです。そこで彼らは、それをすぐさま引き裂いたり、切ったり、破いたりしてくれました」。詰め物がなくなった完成形を着たドウェインは、「感じたんだ。俺はブラックアダムだと」という。

ドウェインが気に入らなかったときの衣装がどんなものだったのかは定かでないが、スーパーヒーローということで、身体を大きく見せるための工夫がなされていたようだ。しかし、それはドウェインには一切不要だったわけである。なぜなら、その肉体を自ら手に入れることが出来るからだ。

「簡単な方法は、自分を追い込まず、いつもどおりのトレーニングを続け、それでブラックアダムのコスチュームに筋肉用の詰め物を入れて、誰にも知られないようにすることでした。ただ、俺は逆の方法を選びました。それは驚異的な身体を作り上げて、詰め物を必要としないコスチュームにリ・デザインすることだ。」

『ブラックアダム』の主人公は、シャザムの宿敵であり、支配欲求に取り憑かれたダークヒーローであるブラック・アダム。エジプト・カーンダックにて奴隷を解放したがゆえに、ロック・オブ・エタニティの魔法使いに封印されてしまう。復讐を果たすべく、現代に蘇るといった原作の背景が踏襲される模様だ。

出演者にはドウェインのほか、ピアース・ブロスナンがドクター・フェイト/ケント・ネルソン役、ノア・センティネオがアトムスマッシャー役、オルディス・ホッジがホークマン役、キンテッサ・スウィンデルがサイクロン/マクシーン・ヒュンケル役として名を連ねている。監督は『フライト・ゲーム』(2014)『ジャングル・クルーズ』(2021)のジャウム・コレット=セラだ。

『ブラック・アダム(原題:Black Adam)』は、2022年7月29日に米国公開予定。

Source: Total Film

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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