マーベル映画『ブラックパンサー』米国新映像公開!ケンドリック・ラマー&ヴィンス・ステープルズ、現代最高のラッパーが競演

マーベル・シネマティック・ユニバース作品、映画『ブラックパンサー』の最新映像が米国にて公開された。
これは2018年1月2日に告知されていたもので、「カレッジ・フットボール・プレイオフ・ナショナル・チャンピオンシップ」の中継中、ハーフタイムに人気ラッパーのケンドリック・ラマーが登場。試合会場では、ケンドリックによるパフォーマンスの後に本映像が上映されたという。
時代を牽引する人気ラッパー、『ブラックパンサー』で競演
今回公開された映像は、既存の予告編に含まれていた場面によって大部分が構成されている。ただし、冒頭からユリシーズ・クロウ(アンディ・サーキス)の尋問シーンの新規カットが登場するほか、ワカンダの新たな風景、物語のカギを握るであろうズリ(フォレスト・ウィテカー)がその姿を正面から見せることに注目しよう。
しかし、あえていうならば本映像の見どころはビジュアルそのものではない。人気ラッパーのケンドリック・ラマーが本作のサウンドトラックとなるコンセプト・アルバム“Black Panther: The Album”をプロデュースすることがアナウンスされ、今回の新映像が彼によるパフォーマンスの途中に上映されたことからも容易に想像されるように、最大のポイントは音楽にこそあるのだ。
本映像で使用されているのは、現在随一の人気と実力を誇るケンドリック・ラマーと、弱冠24歳の人気若手ラッパー、ヴィンス・ステープルズが競演した新曲。ヴィンスの楽曲“Bagpak”は以前の予告編でも使用されていたため、今回は新曲をひっさげて、満を持しての再登場となったわけである。
ちなみにケンドリックとヴィンスは、2017年にリリースされたヴィンスのアルバム“Big Fish Theory”に収録されている楽曲“Yeah Right”にて競演済み。二度目のタッグでどんな楽曲を聴かせてくれているのか、その全貌にも注目しよう。
“Black Panther: The Album”には、シンガーソングライター・SZAとケンドリックのコラボレーションによる“All The Stars”が収録され、こちらは楽曲のフルバージョンが先行公開されている。映画ファン、マーベル・ファンはもちろんのこと、音楽ファンも絶対に逃せないサウンドトラックになっていることは間違いないだろう。
映画『ブラックパンサー』は2018年3月1日より全国ロードショー。
なおケンドリック・ラマーがプロデュース/キュレートを務めるコンセプト・アルバム“Black Panther: The Album”は2018年2月9日に米国にて発売される。こちらは映画本編を観る前に、ぜひ配信でキャッチしておきたい!
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