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『ブラックパンサー』続編、マーティン・フリーマンが続投を改めて認める ─「ブラックパンサーなしで出来るのか」

マーティン・フリーマン
MTV International https://www.youtube.com/watch?v=D65_Ps5kTZ8 Creative Commons

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)による『ブラックパンサー』(2018)にて、CIAエージェントのエヴェレット・ロスにふんしたマーティン・フリーマン。この度、『ブラックパンサー2(仮題)』でも同役を続投することを本人自らが改めて認めている。

CIAエージェントのエヴェレット・ロスは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)にて初登場した。思いがけないことから、ワカンダ王国の真実を知り、ティ・チャラ/ブラックパンサーとの友情をはぐくみ、同王国への理解を深めていくというキャラクターである。

Colliderのインタビューにて、フリーマンは「『ブラックパンサー2』に参加しています」と認めた。もっとも作品の中身については現時点では本人も知らされていないようだ。「ライアン・クーグラー(監督)と近い内、どのような方向性に持っていくのかついて話しを聞く予定です。脚本については知らないので、どうなるのかはわかりません」。

ティ・チャラ/ブラックパンサーにふんするチャドウィック・ボーズマンは、20208月に逝去した。マーベル・スタジオは今後、ブラックパンサー/ティ・チャラ役に代役を起用しないことCGを用いて再登場させる方針もないことを正式に認めている。つまり、『ブラックパンサー2』には、ブラックパンサー/ティ・チャラが登場しない可能性があるのだ。

そんなチャドウィックが亡くなる直前、フリーマンによると脚本は佳境を迎えていたのだという。「彼らは脚本に取り組んでいたのですが、チャドウィックが亡くなってしまいました」。このことからも、その後に脚本の内容が変更されたことは間違いなさそうだが、チャドウィックなしの続編を誰が想像できるだろうか。それはフリーマンにとっても決して簡単なことではないようだ。

「“ブラックパンサーのいない世界を描くのか”と最初は思ったのですが、そのあと、“そもそも、『ブラックパンサー』をブラックパンサーなしで出来るのか?”となりました。だから、まだどうなるかは私にも想像つきません。[中略]彼がこの世からいなくなったことが本当に衝撃的で、不思議な感じです。だから、あなたがどのようになるのかを気にしているのと同じぐらい私自身も興味があり、このあと私は知ることになるでしょう。ただ、今言えることは私が参加しているということだけです。」

現状、次なる物語の核となるのは、ブラックパンサー/ティ・チャラの妹、シュリだ。チャドウィックが『ブラックパンサー』で遺したものが、続編にいかにして継承されていくのか、気になるところだ。

映画『ブラックパンサー2(仮題)』は2022年7月8日に米国公開予定。2021年7月に撮影開始見込み。

Source:Collider

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THE RIVER編集部THE RIVER

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