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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』には『キングダム・オブ・ザ・ディープ』など数百の別タイトル案があった

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
Tenoch Huerta as Namor in Marvel Studios' Black Panther: Wakanda Forever. Photo courtesy of Marvel Studios. © 2022 MARVEL.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ブラックパンサー』(2018)に主演した亡きチャドウィック・ボーズマンを追悼し、そのレガシーを継承していく続編映画に、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』以上に相応しいタイトルはないように思えるが、実際には数多くの候補があったようだ。

『ワカンダ・フォーエバー』でプロデューサーを務めたネイト・ムーアは米Colliderのインタビューで、『ワカンダ・フォーエバー』には何百もの別案リストがあったと語っている。一体、他にどのような候補があり得たのだろうか?

「ある人が“『Kingdom of the Deep(深海の王国)』は?”と提案したら、誰かが“ネイモアを中心にしなくちゃいけないのか?”と返答する感じでした。それで僕たちは、『ワカンダ・フォーエバー』が相応しいと感じたんです。逆境に打ち勝つ物語ですからね。

『ワカンダ・フォーエバー』はレガシーの物語、そして耐え忍ぶ物語であり、それらの全てを語っているんです。僕も一時は、“3作目のタイトルっぽいな。『ワカンダ・フォーエバー』からどこへ行くのか?なんか、これで終わりみたいな感じがする”と思ったこともありましたが、違いました。実際には、僕たちが伝えようとしている物語のテーマに凄く相応しいと感じたんです。」

ムーアはここで「3作目のタイトルっぽい」と述べているが、すでに「“3作目はどんな映画になるだろうか”というアイデアはあります」と発言している。にもかかわらず製作を発表しない理由については、「取らぬ狸の皮算用はしたくないんですよ」と、続編が興行的に失敗する可能性も少なからずあるからと答えていた。

そんなムーアの心配を吹き飛ばすかのごとく、『ワカンダ・フォーエバー』は初日から世界中で大ヒットを記録。オープニング興行収入は世界累計で3億ドルを突破する見込みで、その数字を鑑みれば、第3作について具体的に話合いが進むのは時間の問題かもしれない?もしも続編が実現したら、今度はどんなタイトルになるかも注目だ。

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は公開中。

Source:Collider

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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