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マーベル最強ヒロイン、映画『キャプテン・マーベル』にブリー・ラーソンと女性監督が絶対必要な理由

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ヒーローといえばベネディクト・カンバーバッチ扮するドクター・ストレンジだが、実は今後、さらに強いスーパー・ヒロインが登場する。2019年公開予定の映画キャプテン・マーベルで初めて登場する同名の新ヒロインは、MCU史上最強のキャラクターだというのだ。

『キャプテン・マーベル』でタイトル・ロールを演じるのは、『ルーム』でアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。カンバーバッチにつづき有名スターがスーパーヒーロー/ヒロインを演じるとあって、早くも話題が集まっている。監督は未定だが、マーベル・スタジオは女性監督を起用する方向だ。

以前より、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は『キャプテン・マーベル』にはブリー・ラーソンと女性監督が必要だと強調してきた。バラエティ誌のインタビューでは、その内容が少し具体的に語られている。

マーベル・シネマティック・ユニバースが包み込む多様性

ここ最近のアメコミ、およびアメコミ映画には、常に人種や性別などの多様性(ダイバーシティ)を作品に取り入れることが要求されてきた。自社作品の役割について、ファイギ社長はこう語っている。

――業界では多様性の受け入れについて多くの議論があります。マーベルにも、有色人種や女性、その他の集団に対する機会を用意する役割があると考えますか?

ファイギ: もちろん。コミックは常に進化していて、これまであらゆる文化や民族性を紹介してきました。その精神に忠実でありたいんです。『ブラック・パンサー』や、ブリー・ラーソンが主役を演じる『キャプテン・マーベル』では、カメラの前後に多様性を確保することが大切なんですよ。

――『キャプテン・マーベル』に女性の監督を起用することが重要なのですか?

ファイギ: そう、圧倒的に強いヒーローでもある女性の物語を指揮する、女性の監督を得ることは非常に重要なんです。

『キャプテン・マーベル』を手がける監督は夏にも発表される予定だったが、現在、脚本の都合で発表は見送られている。以前は有力候補として、『クジラの島の少女』のニキ・カーロ、『マッドメン』『HOMELAND』などテレビドラマ出身のレスリー・リンカ・グラッター、『エンド・オブ・ザ・ワールド』のローリーン・スカファリアの3名が報じられた。

注目すべきは、ファイギがキャプテン・マーベルを「圧倒的に強いヒーローの女性」ではなく「圧倒的に強いヒーローでもある女性」だと語ったことだ。その理由こそ、主演にブリー・ラーソンが起用された理由に直接つながっているのである。

――なぜブリー・ラーソンが(キャプテン・マーベルに)ピッタリなんですか?

ファイギ: キャプテン・マーベルは、我々の作品にこれまで登場しなかったレベルのパワーを持っています。だからバランスを取らなきゃいけないんです。人間らしくて、親しみやすくて、観客が共感できる人物を探すことでね。彼女が空を飛んで太陽を横切ったり、宇宙船を出て月にパンチしたりするのを楽しんでほしい。だから彼女には地に足の着いた、共感できる弱さが必要なんです。

キャプテン・マーベルの初登場はしばらく先だが、ドクター・ストレンジにつづく重要人物の参戦だけに、マーベル・スタジオも相当気合いが入っているのだろう。しかし、これまでに多くのヒーローを映画化してヒットさせてきただけに、今回もきっと自信があるのではないかとは思われるが……。

ファイギ: 今まで作ったすべての映画の、すべてのキャラクターの、すべてのシーンを不安に感じてました。だから初めての試写でシートに座ると吐き気がするんです。発表したものはすべて好きになってもらえる、なんて思うのは傲慢ですからね…。

source: http://variety.com/2016/film/news/marvel-kevin-feige-interview-spider-man-captain-marvel-diversity-1201923851/
Eyecatch Image: http://screenrant.com/brie-larson-captain-marvel-mohawk/

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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