『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ミュージカルに映画キャストが集結 ─ 名脇役やスピルバーグも駆けつける

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのキャストはいつだってヘヴィーな絆で結ばれている。ミュージカル「Back to the Future: The Musical(原題)」に主人公マーティを演じたマイケル・J・フォックス、ドクを演じたクリストファー・ロイド、マーティの母ロレイン役を演じたリー・トンプソンらが駆けつけ、ミュージカル版キャストとともに集結した。米Varietyが報じている。
タイムトラベル、アドベンチャー、家族の愛や友情を描いたドラマとして、根強い人気を誇る『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのミュージカル版「Back to the Future: The Musical」が2023年8月3日よりニューヨーク・ブロードウェイのウィンターガーデン劇場にて上映される。現在は本上映に先駆けてプレビュー上映が行われており、現地時間7月25日に開催された特別公演にて、映画版キャストとしてフォックス、ロイド、トンプソンが、ミュージカル版マーティを演じるケイシー・ライツ、ミュージカル版ドクを演じるロジャー・バーツとともにレッドカーペットに登場した。
このほか、映画版キャストとしてマーティの兄デイヴィッドを演じたマーク・マクルーア、マーヴィン・ベリー役のハリー・ウォーターズ・Jr、ヒルバレー市長を演じたドナルド・フュリラブ、そしてプロデューサーを務めたスティーヴン・スピルバーグも登壇。ミュージカルの公式Instagramでもその様子が確認できる。
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フォックスは長年患っているパーキンソン病の研究に向けた資金提供と、パーキンソン病患者のための改善された治療法の開発を目的とした「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を2000年に設立しており、この日の公演は当財団のための慈善興行として50万ドルの調達を目標とする特別オークションを開催した。ロイドも自身のInstagramアカウントにてフォックスとのツーショットを投稿している。
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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのキャストは2022年のニューヨークコミコンやファンとの交流イベントなどでも再会を果たしている。シリーズのリブートについてフォックスは「必要ないと思う」と語っているが、こうやってコンスタントにリユニオンする姿を披露してくれるのはファンにはこの上ない喜びだ。
ミュージカル版マーティという大役を担っているライツは「私は成長する過程で常に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見ていましたし、母親はいつも「あなたを見ているとマイケル・J・フォックスを思い出すよ」と言っていました。彼は僕にとってずっとヒーローだったし、今、あの財産の一部になることができたのはとても特別なことです。」とコメント。映画としては完結していても、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の魅力は、この先も形を変えて受け継がれていくのだろう。
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