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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』リブートはアリ?マーティ役「好きにしてくれて構わない」けど「必要ないと思う」

バック・トゥ・ザ・フューチャー
(c) 2020 Universal Studios. All Rights Reserved.

バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで、主人公マーティを演じたマイケル・J・フォックスは仮に本シリーズがオリジナルのキャストを抜きでリブートするとしても構わないそうだ。米Varietyのインタビューにて忌憚のない意見を述べている。

タイムトラベル、アドベンチャー、世代や時代を超えた家族と友人の絆など多岐にわたるテーマを描いたマスターピースとして、トリロジーの完結から30年以上経った今も、世界中で愛される『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。オリジナル作品への深い愛情とリスペクトを抱きつつも、「もしリメイク、リブートされたらどうなるか?」と考えたことがあるのはファンのみならずフォックスも然り。「もう一度あの映画を撮るなら…」とリメイクのアイデアを過去に言及していたこともある。

この度のインタビューでも「僕は不快には感じません。お好きなようにしてくれて構いません。皆さんの映画ですから。十分に稼ぎましたし」と、リブートを否定しない姿勢を見せているが、一方で監督・脚本のロバート・ゼメキスも共同脚本を務めたボブ・ゲイルも乗り気にはならないだろうとコメント。

「ボブ(ロバート)とボブは実に聡明だったんですよ。リブートをする必要はないと思います。だって何かを解明しようとしているの?物語を伝えるより良い方法があるというの?僕にはそうは思えません」

マーティの親友ドクを演じたクリストファー・ロイドは、もし続編が作られるとしたら出たい気持ちは十分あるが、何より大事なのはゼメキスとゲイルの意志だと過去に回答している。そして監督・脚本のコンビは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を名作としてのまま残しておきたい、強いこだわりを明かしていた。

続編やリブートを夢想することもあるものの、やはりオリジナル3部作で留めるのが最善と考えるのはフォックスもロイドも同様のようだ。フォックスは俳優業引退を考えていたことをつい先ごろ告白していたが、ニューヨーク・コミコンのセッション登壇や、期間限定通販サイトの運営ファンイベントの出演など定期的にロイドとの再会の様子をシェアしてくれている。2人がずっと友情を育んでいることが、ファンにとっては何よりのギフトなのかもしれない。

Source:Variety

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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