『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』テーマはアダマンチウム利権をめぐる戦いが描かれる

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、やはりアダマンチウムをめぐる戦いが描かれることになりそうだ。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、かつてスティーブ・ロジャースの頼れる相棒だったファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が新キャプテン・アメリカを襲名する初の映画。『エターナルズ』のラストで出現したままになっていたセレスティアルズの“ティアマット”の残骸が登場するのだが、ここからアダマンチウムが採掘できることが判明する模様。アダマンチウムとは、ウルヴァリンの骨格にも用いられる、ヴィブラニウムに匹敵する強度を持つ超金属で、MCUではこれで初めてその真価が扱われることにある。
本作では、「ブレイキング・バッド」や「マンダロリアン」など悪役を演じさせれば右に出る者はいない人気俳優ジャンカルロ・エスポジートが、サイドワインダーという名のヴィランで出演。エスポジートが米GamesRadar+に明かしたところによれば、本作の「すべてはアダマンチウムをめぐるもの」であるという。
「アダマンチウムにいくらの価値をつけるのか、誰がそれを持つことになり、誰が販売できるのか」をめぐる攻防が描かれることになるといい、「今作のキャラクターの多くは、サイドワインダーを含めて傭兵たちであり、彼らは(アダマンチウムで)大金を独り占めしようとしている。そして、買い手を探している。彼らはパワーを求めているのです」と説明している。
先に判明していた情報によれば、本作では各国のリーダーたちが「セレスティアル・アイランド・サミット」として集結する。世界で最も価値のある元素であるアダマンチウムがあれば、小国も一気に財を成すことができるのだろう。世界のパワーバランスが大きく変わるというわけで、アメリカ政府が危機を覚えるのも当然だ。
なお、エスポジートが演じるサイドワインダーは、コミックでは蛇の能力を持つ組織サーペント・ソサエティのリーダー。まだまだ謎に包まれているが、「コミックの歴史から登場したキャラクターを、MCUにゼロから登場させるなんて、私が夢見た以上のことです。ファンをがっかりさせることはないと思います。きっと気に入りますよ。私も気に入っています」とエスポジートは語っている。
どうやらサイドワインダーの登場は『ブレイブ・ニュー・ワールド』のみにとどまらず、今後も継続的に暗躍することになるようだ。エスポジートは以前、「シリーズ化される予定」と話していたが、この度も「複雑で、とても興味深いキャラクターで、期間をまたがって登場することになります」と予告。キャラクターについてのリサーチを行ったといい、「そのすべてが今作で明らかになるとは思いません。サイドワインダーにはもっと時間が与えられるはずですよ」と、複数作品にまたがって描かれることを示唆した。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日、日米同時公開。
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Source:GamesRadar+