『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』現在も再撮影が進行中、公開まで3ヶ月

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の再撮影が、公開を3ヶ月後に控えて新たに実施されることがわかった。サイドワインダー役で初登場するジャンカルロ・エスポジートが認めている。
2024年11月1日、ペンシルバニア州立大学で行われたイベントに登壇したエスポジートは、本作の撮影について「セットにいられて本当によかった」と振り返り、「来週、もう少しだけ撮るためにセットに戻るんです。あの衣装をまた着られるのがすごく楽しみ」と話した。ポストプロダクション(撮影後作業)の過程で、新たな撮影を含む作品の調整が必要になったとみられる。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』では、本撮影が2023年3月から6月に行われたのち、2024年5月下旬には約3週間の再撮影が実施された。新たな脚本家として「ムーンナイト」(2022)の脚本家マシュー・オートンが起用され、エスポジートはこの再撮影からの参加になったという。ザ・リーダー役のティム・ブレイク・ネルソンは、9月のインタビューで「初夏に大部分を撮り直した」と語っていたため、このタイミングで大幅な修正が行われたとみられる。
不穏なのは、10月上旬に本作のテスト試写が行われた際、出席者の反応が芳しくなかったという噂があることだ。もちろん信憑性に乏しい話題だから邪推は無用だが、事実として再撮影は現在も進められている。ただし、マーベル・スタジオがギリギリまで作品を調整するのはいつものことで、再撮影・追加撮影をあらかじめ製作のプロセスに組み込んでおくのが“MCU流”の映画製作なのだ。
既報によると、本作では新キャプテン・アメリカを襲名したファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)を主人公に、超金属アダマンチウムをめぐる人々の攻防が描かれるという。出演者にはアンソニー・マッキー、ジャンカルロ・エスポジート、ティム・ブレイク・ネルソンのほか、サディアス・ロス米大統領役でハリソン・フォード、ホアキン・トレス役でダニー・ラミレスら。
映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日(金)日米同時公開。
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Source: Collider, The Hollywood Reporter