『インクレディブル・ハルク』リヴ・タイラー再登場決定、『キャプテン・アメリカ4』に続投へ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新映画『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』に、リヴ・タイラーがエリザベス・“ベティ”・ロス役で約15年ぶりに復帰することがわかった。米The Hollywood Repoterが伝えた。
タイラーが演じたベティは『インクレディブル・ハルク』(2008)で、主人公ブルース・バナー/ハルクの恋人として登場。MCUでは主要キャラクターが再登場するケースが多いが、ベティはヒロイン役ながら1作限りの登場になっていた、数少ないキャラクターの1人だった。
ベティは故ウィリアム・ハートが演じたサディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍の娘。『ニュー・ワールド・オーダー』では、故人に代わってハリソン・フォードが同役を演じることになる。ロスはこの新作でアメリカ大統領にまで出世しているというから、ベティの立ち位置にも興味深い変化が見られそうだ。
『インクレディブル・ハルク』は主演のエドワード・ノートンが同作以降マーク・ラファロに交代した都合もあってか、キャラクターの再登場がややトリッキーになっていた。同作からは、ロス将軍が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)に、エミル・ブロンスキー(ティム・ロス)が「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)に再登場こそしているものの、実はそれぞれブルース・バナーとは対面していない。
なお『ニュー・ワールド・オーダー』には、ティム・ブレイク・ネルソンが演じた大学教授サミュエル・スターンズもヴィラン役で再登場予定。『インクレディブル・ハルク』勢が再集結することになりそうだから、ファンは今一度再鑑賞しておいても良さそうだ。
『キャプテン・アメリカ』シリーズの第4作となる本作は、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)を経て、キャプテン・アメリカを襲名したサム・ウィルソンを主人公に描く“陰謀スリラー”。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から元超人兵士イザイア・ブラッドレー役のカール・ランブリー、サムの友人ダニー・ラミレス役でホアキン・トレスが続投。新キャストとして超人エージェントのサブラ役で『運命は踊る』(2017)のシラ・ハース、『スペース・プレイヤーズ』(2021)のショシャ・ロケモアが参加している。
『ルース・エドガー』(2019)のジュリアス・オナーが監督を務め、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のマルコム・スペルマン&ダラン・マッソンが脚本を担当する。現在撮影中で、2024年5月3日に米国公開予定。
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Source:The Hollywood Repoter