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ニコラス・ケイジ「スーパーマンを演じるチャンスはまだある」 ─ 幻のスーパーマン、マルチバースに可能性あるか

ニコラス・ケイジ
Photo by Gerald Geronimo https://www.flickr.com/photos/g155/5977301530

ハリウッドでは、企画が立ち上がりプリプロダクション(撮影前準備)に入っていながら、諸々の事情で映画がお蔵入りとなってしまうケースが少なくない。そんな作品の一つが、ティム・バートンがメガホンを取り、ニコラス・ケイジが主演するはずだった幻のDC映画『Superman Lives(原題)』である。

本企画は、プリプロダクションの段階でキャンセルになったと伝えられているが、筋金入りのアメコミファンとして知られるケイジは、まだスーパーマンを演じるチャンスがあると考えているようだ。

GQとのインタビューで、ティム・バートン版スーパーマン映画について、「なぜスタジオは、今この映画を作らないのでしょうか?」と質問されたケイジが、「僕がそのキャラクターとして登場するのに、どれぐらい時間がかかるかは重要でしょうか?まだチャンスはあるかもしれません」と答えて可能性を示唆している。

このケイジの回答は、単なるファンへのリップサービス以上の何かを意味しているかもしれない。というのも、DCの新作映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』ではマルチバースの扉が開くため、理論的にはバートン版『スーパーマン』が実現したユニバースがどこかに存在していて、ケイジ演じるスーパーマンが登場することも不可能ではないからだ。

『ザ・フラッシュ』でフラッシュ/バリー・アレンを演じるエズラ・ミラーは、「フラッシュとニコラス・ケイジが出会って欲しい」と語っていたことがある。ミラーは幻のスーパーマンにふんするケイジではなく、「ニコラス・ケイジとしてのニコラス・ケイジと共演したい」と主張していたが、いずれにしてもDCエクステンデッド・ユニバースでいつの日か、“S”のシンボルを胸に赤いマントに身を包んだケイジを拝める日が来るかも……?

なお、ケイジは実写版ではないが、アニメ映画『ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー』(2018)で念願のスーパーマンの声を演じている。

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Source:GQ

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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