タロン・エジャトンがアクション・スリラー映画で主演、『フライト・ゲーム』監督とタッグへ

『キングスマン』シリーズなどのタロン・エジャトンが、『ジャングル・クルーズ』(2021)『ブラックアダム』(2022)などのジャウム・コレット=セラ監督によるNetflix映画『Carry On(原題)』で主演を務めることがわかった。米Deadlineが報じている。
アクション・スリラーとなる本作の主人公は、運輸保安庁の若きエージェントであるイーサン・コペック。ある日、イーサンは謎めいた旅行者に脅迫され、とある無理難題な要求を持ちかけられる。その内容というのは、空港での保安検査で危険な荷物を通過させ、クリスマスのフライトに乗せることだった。果たして、イーサンはこの危機をいかにして対処するのか?
主演を務めるタロン・エジャトンといえば、近年では、『ロケットマン』(2019)にてエルトン・ジョン役を見事に演じ切り、世界中を魅了した。現在、ポストプロダクションの最中と伝えられている次回作『Tetris(原題)』では、ゲーム『テトリス』の知的財産権を管理する会社の創設者、ヘンク・ロジャース役を演じている。さまざまなジャンルの作品で活躍する俳優が、『Carry On』ではいったいどんなパフォーマンスを披露してくれるのか、注目せずにはいられない。
一方、本作にて監督を務めるジャウム・コレット=セラもまた、多種多様な題材の作品を手掛けてきた。『蝋人形の館』(2005)『エスター』(2009)といったホラーをはじめ、『アンノウン』(2011)『フライト・ゲーム』(2014)『ラン・オールナイト』(2015)『トレイン・ミッション』(2018)ではリーアム・ニーソンとタッグを組み、アクション・スリラー作品を監督した。『ジャングル・クルーズ』『ブラックアダム』とアドベンチャーやスーパーヒーロージャンルを経て、『Carry On』にてアクション・スリラーへと帰還する。
製作を務めるのは、スティーブン・スピルバーグひきいるアンブリン。撮影時期は不明だ。
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Source:Deadline