『ジョン・ウィック』チャド・スタエルスキ監督、高速カーアクション映画に就任か ─ 「偉大なカーアクション映画のスピリットを捉えたハイ・コンセプト作」

『ジョン・ウィック』シリーズを手がけるチャド・スタエルスキが、高速カーアクション映画(タイトル不明)の監督を務める見込みであることがわかった。米Deadlineが報じている。
パラマウント・ピクチャーズにて企画が進行しているあらすじ不明の本作は、「偉大なカーアクション映画のスピリットを捉えたハイ・コンセプト作」と表現されている。カーアクションのみならず、登場人物に重きが置かれた物語になるという。
プロデューサーを務めるのは、サバイバルホラー『クワイエット・プレイス』シリーズのアンドリュー・フォームとブラッド・フラー。2人は、『トランスフォーマー』シリーズの破壊王マイケル・ベイと共に設立した映画製作会社Platinum Dunesで、同シリーズほか、『テキサス・チェーンソー』シリーズや『エルム街の悪夢』(2010)を手がけた。脚本には、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)『ミュータント・タートルズ』(2014)など数々の作品でコンビを組んだアンドレ・ネメックとジョシュ・アッペルバウムが就任している。
スタントマンとしてのキャリアを持つスタエルスキ監督は、自ら率いるアクション集団87eleven Action Designと共に、迫力あるアクションシーンの数々を生み出しており、今やアクション映画界にとって欠かせない人物だ。スタエルスキとカーアクションといえば、『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)では車とカンフーを融合した“カー・フー”なるアクションを生み出したことも。今後は、2021年5月米公開の『ジョン・ウィック』第4作を控えている。ちなみに、2020年3月20日公開のマーゴット・ロビー主演DC映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のアクションシーンの一部も監修している。
Source:Deadline