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クリス・プラット、近未来SF大作映画『Mercy』に主演 ─ 監督は『search/サーチ』仕掛け人、16年ぶり再タッグ

クリス・プラット
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/29850075278/ Remixed by THE RIVER

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクリス・プラットが、Amazon製作のSF大作映画『Mercy(原題)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

本作は凶悪犯罪が増加した近未来を舞台に、クリス演じる刑事が犯罪に関与したとの嫌疑をかけられ、無罪を証明するべく奔走する物語。監督は『search/サーチ』シリーズのプロデューサーとして知られるティムール・ベクマンベトフ。クリスとは2008年製作『ウォンテッド』以来、実に16年ぶりの再タッグとなる。

製作にあたり、ベクマンベトフ監督は「人工知能と対峙する近未来を描いた、この重要な物語を世界中の観客に伝えるうえで、Amazonは理想的なパートナーです」とのコメントを発表。クリスを主演に迎えたことについても、「このプロジェクトでクリスと再会できて幸せです。『ウォンテッド』以来、彼は現代最も人気のある役者のひとりになりました」と記した。

そのクリスにとって、本作はAmazonとの継続的なコラボレーションを継続する作品でもある。主演を務めたSF映画『トゥモロー・ウォー』(2021)のほか、ドラマシリーズ「ターミナル・リスト」(2022-)はシーズン2の製作が準備されているのだ。

Amazon/MGMは本作を世界的に劇場公開する意向で、スタジオを統括するジェニファー・サルケ氏は「脚本を読んですぐ、大スクリーン向けの映画だと理解しました」とのコメントを発表。クリスとの再タッグに喜びの声を寄せるとともに、「心をつかむスリリングな体験を創り出し、届けるために、これ以上の役者と製作陣は想像できません。映画館で体感してもらえるのが楽しみです」と期待を込めている。

プロデューサーは『オッペンハイマー』(2023)や『アンチャーテッド』(2022)など数々の話題作を手がけてきたチャールズ・ローヴェン。脚本は『バトル・オブ・マジック 魔術師マーリンとアーサー王』(2015)のマルコ・バン・ベルが執筆した。

映画『Mercy(原題)』は2024年春にも撮影開始予定。公開時期は明らかになっていない。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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