『キャプテン・マーベル』女性映画の歴代記録を大幅更新 ─ 3日間で世界興収4.5億ドル突破、『インフィニティ・ウォー』に次ぐ成績に

マーベル・シネマティック・ユニバース最新作、映画『キャプテン・マーベル』が、2019年3月8日に米国をはじめ世界各国にて劇場公開された。
米Box Office Mojoによると、『キャプテン・マーベル』は、3月10日(米国時間)までの公開後3日間で全世界興行収入4億5,500万ドル(推定)というロケットスタートを達成。女性を主人公とする映画としては、実写版『美女と野獣』の3億5,700万ドルを上回って、オープニング興収成績の歴代記録を大幅に更新した。なおヒーロー映画としては『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)に次いで歴代第2位となる。

今回の記録は、全世界でのオープニング興収成績としては歴代第6位に位置する。歴代最高記録は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の6億4,050万ドルで、第2位は『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)の5億4,190万ドル、第3位は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)の5億2,900万ドル、第4位は『ジュラシック・ワールド』(2015)の5億2,550万ドル、第5位は『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)の4億8,320万ドルとなっている。
劇場公開後3日間の興収内訳は、米国興収が1億5,300万ドル、海外興収が3億200万ドル(ともに推定)。マーベル・シネマティック・ユニバース作品の米国オープニング成績としては、『アベンジャーズ』シリーズ3作品と『ブラックパンサー』(2018)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)、『アイアンマン3』(2012)に次いで史上第7位。新ヒーローの単独映画第1作としては『ブラックパンサー』に次ぐスタートとなっている。
『キャプテン・マーベル』の米国初動記録は公開以前の予測を上回る結果となったが、海外興収がすでに米国の約2倍あることにも注目しておきたい。海外初動成績で群を抜いたのは、巨大市場・中国の8,930万ドル。『アクアマン』(2018)の9,330万ドルにはやや及ばなかったが、それでも海外成績を猛烈に牽引している。それに続くのが、ヒーロー映画人気めざましい韓国の2,410万ドル。イギリスの1,680万ドル、ブラジルの1,340万ドルがあとを追う結果となった。
ちなみにマーベル・シネマティック・ユニバース全体の興収累計額は、『キャプテン・マーベル』の公開をもって米国内で70億ドルを突破。全世界での累計興収額はまもなく180億ドルを突破する。
映画『キャプテン・マーベル』は2019年3月15日(金)全国ロードショー。
『キャプテン・マーベル』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html
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Sources: Box Office Mojo, THR