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『君の名前で僕を呼んで』第2作、アーミー・ハマー「脚本は渡されていない」 ─ コロナ落ち着いたら「進捗分かるはず」と前向き

君の名前で僕を呼んで
『君の名前で僕を呼んで』©Frenesy, La Cinefacture

2017年の公開直後から、監督やキャスト陣から第2作の希望が上がっていた映画『君の名前で僕を呼んで』。現時点での企画の進捗具合は不明だが、出演者の1人アーミー・ハマーによれば、少なくともキャスト陣に「脚本は渡されていない」ようだ。

第2作の企画に関しては、これまで度々伝えられている。2019年初頭には、第1作監督のルカ・グァダニーノが第2作の構想について発言。2020年4月には、ハマーとティモシー・シャラメの続投も監督の口から伝えられていた

このたび米Varietyの取材に応じたハマーは、「今はどれくらい進んでるんですか?脚本などは確認してます?」と第2作の進捗を訊かれると、「いや、脚本はまだ確認できてません」と返答。「脚本が存在するのかどうかわからないんです。それか、僕が渡されていないだけなのかな」と続けた。

脚本に関して言えば、2019年10月には第2作の下地となる原作小説の続編『Find Me』(オークラ出版)が刊行済み。その5ヶ月後には、グァダニーノ監督が第2作の打ち合わせとして脚本家との面会を計画していたことが判明していた。しかし、この計画はコロナ禍の影響でひとまず中止となっている。とはいえ、少なくとも第2作製作への試みが行われていることは確かなのだ。

今がどの製作過程にあるのかは詳しくは知りません」と続けるハマー。「2020年は全てが台無しですから」とコロナ禍での企画進行に憂慮しつつも、「これが落ち着いたら、どれくらいの進捗なのかが分かるはずです」と前向きな姿勢を示した。

ちなみに、2020年10月14日(現地時間)に公開されたシャラメによるInstagramの投稿に、ハマーはナスやハートなどの絵文字をたくさん含んだメッセージをコメント。これを見た多くのファンから、第2作の企画を示唆させるものとして捉えられてしまっていた。このことをインタビュアーから訊かれたハマーは、「からかっただけ」と発言。確かにハマーのコメントには第2作を示唆させる内容は一切含まれていないので、ファンによる一方的な推測となるのだが、それほど第2作を期待している声が多いということだろう。

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Source: Variety

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。