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『君の名前で僕を呼んで』続編が進行していた模様 ─ 新型コロナの影響で監督と脚本家の面会がキャンセルに

君の名前で僕を呼んで
©Frenesy, La Cinefacture

ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー主演映画『君の名前で僕を呼んで』(2017)の続編企画が進行していたことがわかった。前作を手がけたルカ・グァダニーノ監督が、伊Gay.itにて明かしている。

2018年12月、グァダニーノ監督は続編について「パリを舞台とする物語で、エリオ(シャラメ)が泣いている場面から始まります」と述べ、すでに構想を練っていることを明かしていた。この度、企画を進めるためにアメリカへの渡航を予定していた監督は、新型コロナウイルスの影響で約束がキャンセルになってしまったという。「第2作についての話をするために、名前は言えませんが、とても大好きな脚本家とお会いする予定だったんですよ。

ファンの間で待望されていた続編製作に関して、前作でオリヴァーを演じたハマーは、2019年2月に「何年も、何年も先になるのではないか」と発言。その理由として、「『君の名前で僕を呼んで』原作者のアンドレ・アシマンに(続編)小説を書いてもらわなければいけない」と述べていた。2018年12月には執筆を始めていたというアンドレは、ハマーの発言から8ヶ月後の2019年10月に続編小説『Find Me』を発売している。続編に関する監督と脚本家との話し合いも実際にセッティングされていたことも考えると、ハマーが考えているよりも製作がスムーズに進行していた可能性は十分にあるだろう。なお、米Indiewireによると、前作で脚本を担当し、アカデミー賞脚色賞を受賞したジェームズ・アイヴォリーは、続投しない意向を示しているという。

現時点で、前作の主要キャストの続投は正式に発表されていないが、監督は「もちろん、ティモシー・シャラメやアーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ、エステール・ガレル、他の俳優たちとご一緒できるなんて、とても喜ばしいことですね。全員、新作にも出ますよ」と明かしている。

ちなみに、現在グァダニーノ監督は、デザイナー、サルヴァトーレ・フェラガモの生涯を追ったドキュメンタリー映画『Salvatore, the Shoemaker of Dreams(原題)』の製作中だという。

Source:Gay.it,Indiewire

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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