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ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン率いる仲間に締め上げられる ─『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』本編映像を独占公開

カムバック・トゥ・ハリウッド!!
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ロバート・デ・ニーロトミー・リー・ジョーンズモーガン・フリーマン。ハリウッドを代表する3人の俳優が豪華共演を果たした映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』が、2021年6月4日より全国公開となる。この度、ロバート・デ・ニーロふんするプロデューサーに訪れる絶体絶命の危機を捉えた本編映像が到着した。

物語の舞台は1970年代のハリウッド。殺すと脅されてもめげないロバート・デ・ニーロ、殺しても死なないトミー・リー・ジョーンズ、そして殺してやるぞと睨みを利かせるモーガン・フリーマン。平均年齢78歳。煮ても焼いても食えないジジイたちのタフさと、愛嬌に魅了されずにはいられない最高のお達者コメディだ。

B級映画プロデューサーのマックス(ロバート・デ・ニーロ)は、出資者である映画マニアでギャングのレジー(モーガン・フリーマン)に35万ドルもの借金返済を迫られていたが、返すことができぬままレジーからの脅しは日に日に激しさを増していた。そんな中、マックスはある事件をきっかけに悪魔のような起死回生のアイデアを思いつく。このたび公開された本編映像では、マックスの帰宅を待ち構えていたレジーが返済を迫ってくる場面が捉えられている。

マックスは借金を踏み倒しておきながら、図々しくもレジーにさらに出資をさせようとアイデアを持ち掛ける。前回とは違い確実に大金を儲けられるというのだ。マックスの口車には乗らぬとばかりに、レジーは「もういい、絞め殺せ」と手下に指示。ガッチリとヘッドロックされたマックスの顔は真っ赤になり、息も絶え絶えになりながら「せめて話だけでも」などと諦めない。マックスは、老人ホームで自堕落に過ごしていた往年の西部劇スター、デューク(トミー・リー・ジョーンズ)を口説き落とし、映画出演をすでに取り付けていた。マックスは命からがら計画の話を伝えると、レジーは「待った」と手下に手を止めさる。

ドン引き必至のマックスのとんでもない計画はさておき、このシーンでぜひ注目したいのはデ・ニーロとフリーマンが繰り広げる軽妙な演技合戦だ。今にも殺されそうなマックスが必死に計画を伝えようとするしぶとさ、マックスの巧みな話術と相対するレジーの目まぐるしく変わる表情。本来はシリアスなシーンであるはずだが、ふたりがこの状況を楽しみながら演じている様子が伝わってくる。

本作で監督を務めたジョージ・ギャロは、「『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』は2つの映画だ。これはマックスによる保険詐欺の物語だが、彼らが作ることになる映画の話でもある」と映画の構造を語っている。映画製作にまつわる映画だけに、様々な形で映画業界の裏側が登場するのも本作の魅力のひとつだが、マックスが企む映画撮影をかたった保険金詐欺は、この後、デュークを主演に迎えてどういう展開を迎えることになるのか……?

映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』は、2021年6月4日(金)全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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