ペネロペ・クルス＆アントニオ・バンデラス競演『コンペティション』公開決定 ─ 映画業界を鋭く風刺、ブラック・エンターテイメント日本上陸

ペネロペ・クルス、アントニオ・バンデラスというスペインの2大俳優の競演による“ブラック・エンターテイメント”『Official Competition（英題）』が、邦題『コンペティション』として 2023年春に全国公開となる。

華やかな映画業界で、誰も知らない“激突＝コンペティション”が始まる。本作はハリウッドなど世界で活躍するペネロペ＆アントニオが母国で共演を果たし、誰もが憧れる華やかな世界で本当に繰り広げられている（かもしれない）天才監督と人気俳優2人の三つ巴の戦いを描いた、現代映画界を爽やかに皮肉る業界風刺のブラック・コメディだ。

とある大富豪の起業家が、自身のイメージアップのため、一流映画監督と俳優を起用して伝説に残る映画を作ろうと思い立つ。集まったのは、変わり者だがあらゆる映画賞を総ナメにする天才女性監督、人気と実力を兼ね備えた世界的大スター、そして老練な一流舞台俳優。一同はベストセラー小説の映画化に挑むが、それぞれエゴが強すぎる3人はまるで気が合わず、リハーサルは予想外の展開を迎えることに……。

監督は『ル・コルビュジエの家』（2009）『笑う故郷』（2016）『4×4 殺人四駆』（2019）など、個性的な作品で映画界に新しい風を吹き込むスペインの映像作家ガストン・ドゥプラット＆マリアノ・コーン。わがままな女性監督役をペネロペ・クルス、うぬぼれたスター俳優をアントニオ・バンデラス、そして熟練の舞台俳優役をアルゼンチンの大御所俳優オスカル・マルティネスが演じた。洗練された衣装・美術・ロケ地も見どころ、スタイリッシュなエンターテイメント作品が日本に上陸する。

映画『コンペティション』は2023年春に全国公開。