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ダニエル・クレイグ、英王室よりジェームズ・ボンドと同じ聖マイケル・聖ジョージ勲章を授与される

https://twitter.com/RoyalFamily/status/1582319162307018752

『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)から『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)まで5作にわたりジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグが、映画界と演劇界に対する多大なる貢献を称えられ、2022年10月18日(英現地時間)に英王室より聖マイケル・聖ジョージ勲章(the Order of Saint Michael and Saint George )を授与された。

聖マイケル・聖ジョージ勲章は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の騎士団勲章で、その歴史は1818年まで遡る。その当時に皇太子だったジョージ4世がウィーン会議の結果として、イオニア諸島がイギリスの保護領となったことを記念して創設した。以前は、地中海地域の保護領統治に貢献した人物が叙勲対象だったが、現在では重要な公職を務め、イギリス連邦及び外国との関係において非軍事面で功績のあった人物が対象となっている。

英王室の公式Twitterは、アン王女がクレイグに勲章を授与する様子の写真を投稿。「貴方をお待ちしておりました。王女がダニエル・クレイグに、映画界と演劇界への多大なる貢献を称え、彼が演じたキャラクター、ジェームズ・ボンドが受けた同じ栄誉となる聖マイケル・聖ジョージ勲章を授与しました」とのコメントが添えられている。

クレイグが主演した『007 スカイフォール』(2012)では、死んだと思われていたボンドの訃報記事で聖マイケル・聖ジョージ勲章に言及しており、『007』シリーズの原作となるイアン・フレミングの小説『007/ロシアから愛をこめて』と『女王陛下の007』でも、ボンドは同勲章を授与されている。

クレイグは、2021年9月にはボンドと同位の称号となる、英海軍(Royal Navy)の名誉司令官(Honorary Commander)に任命された。

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Source:@The Royal Family

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。