『クリード』第3作、撮影開始にマイケル・B・ジョーダンが最後の追い込み ─ 筋トレ映像が公開

シルベスター・スタローン主演『ロッキー』シリーズの新章である、映画『クリード』シリーズ第3作『Creed Ⅲ(原題)』の撮影開始に向けて、主演のマイケル・B・ジョーダンが肉体改造に追い込みをかけているようだ。ジョーダンのトレーナーを務めるコーリー・カリエがInstagramに投稿した筋トレ動画をチェックしてみよう。
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リング上での激しい打ち合いに備えてか、特に上半身のトレーニングには入念な様子のジョーダン。映像を通して流れているのは、俳優のデンゼル・ワシントンが米NAACPアワードの場でかつて行ったスピーチの一部だという。ジョーダンにとって師匠のような存在であるデンゼルはこのスピーチで、“コミットメントの重要性”を説いている。イヤフォンを装着しているジョーダンがこの言葉を実際に聞いているのかは分からずとも、映像に写るジョーダンはデンゼルの言葉を胸にトレーニングに励んでいるみたいだ。
シリーズ第3作となる今作で、ジョーダンは主演のほかに監督を兼任する。ジョーダン自身にとっては、監督デビューを飾る記念すべき1作でもある。このこともあり、並々ならぬ気合を入れているはずのジョーダンも、撮影開始に向けて最後の追い込みをかけているのだろう。
2020年12月末、出演者のテッサ・トンプソンは、今作の撮影が2021年後半よりスタートする予定であることを明かしていた。当時からスケジュールが変更されている場合も考えられるが、いずれにしても間もなくの撮影スタートとなりそうだ。
出演者には、ジョーダンとトンプソンに加え、アドニス・クリードの妻ビアンカ役テッサ・トンプソンと育ての親メアリー役フィリシア・ラシャドが続投。ジョーダン演じるアドニスの敵役には、『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020)のジョナサン・メジャースが起用されている。ロッキー・バルボア役のシルベスター・スタローンは復帰しないという。
脚本は、プロデューサーのライアン・クーグラーの概案を基に、『King Richard(原題)』の新鋭ザック・ベイリンと、『スペース・プレイヤーズ』(2021年8月公開)のキーナン・クーグラーが執筆。製作にはジョーダンとライアン・クーグラーのほか、前2作からアーウィン&チャールズ・ウィンクラー、ウィリアム・チャートフらが復帰することが判明している。
映画『Creed Ⅲ(原題)』は、2022年11月23日に米公開予定。
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Source: ScreenRant