クリス・ヘムズワース&ペドロ・パスカル共演か、注目新作『Crime 101』めぐりAmazonとNetflixが入札合戦 ─ 『ヒート』彷彿のクライム・アクション

マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズで人気のクリス・ヘムズワース、「マンダロリアン」(2019‐)に主演するペドロ・パスカルの豪華共演が実現しそうな新作映画『Crime 101(原題)』を巡り、AmazonとNetflixが入札合戦を繰り広げていることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
本作は、人気作家ドン・ウィンズロウによる同名中編小説の映画化。現在、AmazonとNetflixが映画化権を巡って熾烈なバトルを繰り広げており、落札額が1億ドル(現為替1ドル=約46円換算:約146億円)に達する見込みもあるとのこと。
情報筋によると、入札ではAmazonが優位に立っているが契約は締結しておらず、全米映画俳優組合がストライキに入る前、本企画にヘムズワースとパスカルが関心を示していたという。現時点で厳密には、英国を拠点とするプロデューサーが結んでいる権利契約の形となるが、かなり確実な情報だと伝えられている。
原作は、傑作クライム・アクション映画『ヒート』(1995)を彷彿とさせるストーリー。米太平洋岸の全域で大規模な宝石盗難事件が多発し、警察は一連の事件をコロンビアのカルテルと結びつける。しかし、ルー・ルーベスニック刑事は別の仮説を立て、最後の大仕事を狙っている“ある犯罪者”に狙いをつける──。
ヘムズワースとパスカルが演じる可能性のあるキャラクターについては不明。メガホンを取るのは、『アメリカン・アニマルズ』(2018)で脚本・監督を務めたバート・レイトン。『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)のエリック・フェルナーとティム・ビーヴァン、『AVP2 エイリアンズVS. プレデター』(2007)のシェーン・サレルノが製作に名を連ねる。
▼ クリス・ヘムズワースの記事
▼ ペドロ・パスカルの記事
『ファンタスティック4:ファーストステップ』感想まとめ、みんなの推しキャラ ─ 「本当に予習必要なし」「冒頭から一瞬で惹きつけられた」「感動で涙が」 PRみんなの生の声 【ネタバレ】『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』出産を描くヒーロー映画 ─ ヴァネッサ・カービー「母親とは何かを学んだ」 守るために、戦う アリ・アスター新作『エディントン』コロナ禍の陰謀論やマスク論争、エコーチェンバー描く風刺劇 ─ 『ジョーカー』ホアキン・フェニックスVS『ファンタスティック4』ペドロ・パスカル もう一つのフロントライン ペドロ・パスカルにはおヒゲがあった方が良い ─ 自分でも剃ってみて衝撃「それから剃ってない」 すっかりヒゲのイメージです 【レビュー】『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』 ─ 作戦で戦う『三体』『シン・ゴジラ』的スリル、家族の絆の普遍性 新章、始まる
Source:Deadline