トム・クルーズ「100歳まで映画作る」宣言 ─ 「僕は止まらない、ワクワクしている」

ということは、あと40年はトム・クルーズの勇姿が見られる?『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』で人類未到の超絶危険アクションを披露し、全世界を圧倒させているトム・クルーズ。1962年生まれのクルーズは現在62歳、還暦を超えてなお「世界一カッコいいアクションスター」像を更新し続けているが、100歳になるまでこの働きをやめないつもりだという。
クルーズが刺激を受けたのは、79歳(当時)にしてアクションに挑戦した『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でのハリソン・フォードの姿だ。「彼に追いつくまで20年あります。彼の年齢になるまで、『ミッション:インポッシブル』を作り続けられたらいいですね」と、80歳になるまでイーサン・ハント役を演じ続けたいと宣言。これが2023年のことだ。
「確かに、80代になるまで映画を作り続けると言いました」。最新作『ファイナル・レコニング』の米プレミアイベントでこの発言を振り返ったクルーズは前言を撤回。「100歳になるまで作り続けるかもしれません」と、むしろ20年伸ばした。「僕は止まりません。アクションをやめません。ドラマ映画も、コメディ映画もやめません。ワクワクしています」。

ハリウッドで最高齢となる現役映画人といえばクリント・イーストウッドだろう。現在94歳。2024年には『陪審員2番』を監督した。91歳当時に公開の『クライ・マッチョ』では主演も務めている。
『トップガン マーヴェリック』続編や、海底恐怖映画『Deeper(原題)』など、クルーズが準備中の企画は身体的な負荷も大きいスタント作品ばかり。さらに、宇宙空間で撮影するアクション映画も構想されている。年齢にあらがい、タフな挑戦を続ける根底には、「ワクワクしています」という子どものような冒険心があるのだろう。
「僕はまず一つの目標を設定して、その目標を達成したら、また次の目標を設定して、またさらに次の目標を設定していく」。クルーズの『ファイナル・レコニング』の来日記者会見を通じて、我々は彼の挑戦的な人生の秘訣を学んでいる。「自分に目標を設定するということです。どんなものでもいい、どんな目標でもいいんです。僕は、目標を設定したら、達成するためにはどうすればいいのか、何が必要なのか、何を学ぶべきなのか、この物語を伝えるために、自分はどんな技術を学ばなくてはいけないのかということを、書き出してリスト化するようにしています」「そうやって、僕はいつも自分にたくさんの目標を定めています。それが僕を導いてくれて、自分で人生を操縦しているんです」。
▼ トム・クルーズの記事
トム・クルーズとアナ・デ・アルマス、深海恐怖映画『Deeper』で共演か ─ 監督は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ダグ・リーマン 深海の恐怖描く? 「しつこかった」トム・クルーズの妹、ダスティン・ホフマンを見つけて「挨拶してきなよ」と押しまくった縁で『レインマン』共演が実現 不思議な話 『トップガン3』、トム・クルーズ「話し合いを進めている」と進捗 ─ 『デイズ・オブ・サンダー』続編も構想中 トムは止まらない トム・クルーズ、「ミュージカルを撮りたい」と意欲 ─ 「目標は無限大」 実現すれば『ロック・オブ・エイジズ』以来 『犬夜叉』『トライガン』『金色のガッシュ!!』が大好き『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ドガ役グレッグ・ターザン・デイヴィス「イカ焼きが美味しかった」 アニメ通だった
Source:THR