『ウィキッド ふたりの魔女』エルファバ役シンシア・エリヴォ、『X-MEN』ストーム役に意欲 ─ 「できることがあると思う」

米国で大ヒット中のミュージカル映画『ウィキッド ふたりの魔女』でエルファバ役を演じたシンシア・エリヴォが、次に演じたいのはマーベル映画『X-MEN』の人気ヒーローだった! 今後の活躍が期待されるエリヴォが、将来的に挑みたい役柄を明かしている。
ニューヨークで開催されたナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の授賞式に登場したエリヴォは、公式のインタビューで「演じたい夢の役はありますか?」と質問されると、「ストームを演じたいですね」と答えた。
ストームとは、マーベル・コミック『X-MEN』シリーズに登場するミュータント。雷や嵐を起こすなど天候を操る能力を持ち、X-MENの主要メンバーとしてリーダーシップも発揮する女性キャラクターだ。映画シリーズでは、第1作『X-MEN』(2000)から『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014)まではハル・ベリーが、『X-MEN:アポカリプス』(2016)『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)ではアレクサンドラ・シップが演じた。
今回、ストーム役への意欲について、エリヴォは「軽々しく聞こえるかもしれないけれど、彼女の偉大さ、抱えている心の葛藤は、まだ完全には明かされていないと思います。だから、そこで何かできる可能性があると思うんです」と語っている。
Cynthia Erivo tells NBR her next dream role is X-Men’s Storm ️ #NBRAwards #CynthiaErivo pic.twitter.com/LS8LNJekAv
— National Board of Review (@NBRfilm) January 8, 2025
今後、マーベル・シネマティック・ユニバースにはX-MENが本格合流予定。『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)ではヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが復活し、『マーベルズ』(2023)ではビーストとバイナリーが姿を見せたが、チームとしては本格的に登場していない。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によると、本格登場は『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』のあとになる見込み。「『シークレット・ウォーズ』の全編がミュータントとX-MENの新時代に繋がる」と予告していた。
現時点では、20世紀フォックス版『X-MEN』シリーズのメンバーがMCUに参加するかは不明。同じく20世紀フォックス時代に製作された『ファンタスティック・フォー』はリブートされるため、全員が新キャストとなる可能性もありそうだ。「ストーム役を演じたい」というエリヴォの夢が叶うか、今後の新情報に注視したい。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、2025年3月7日(金)日本公開。魔法を操るエルファバ役を演じ、高い評価を得ている。
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Source: National Board of Review