「デアデビル:ボーン・アゲイン」は「もっと大きな世界」が舞台に ─ 続投できなかったヴァネッサ役は「悲しい」とも

Netflixで展開された人気シリーズをマーベル・スタジオ傘下で新たに継続させるドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の醍醐味が活かされた「大きな世界」が舞台になるようだ。出演者の1人が明かした。
「デアデビル」をはじめとするNetflixのマーベルドラマシリーズは、他のMCU作品と違ってマーベル・テレビジョンとABCスタジオが製作。そのため、世界観は地続きでありながら、他作品とのクロスオーバー描写はごくわずかなものだった。
しかしキャラクターの権利がNetflixからマーベル・スタジオに映ったことで、キャラクターの本格的なMCU合流が実現。デアデビルとその宿敵キングピンは、既にいくつかのMCU作品にゲスト登場を果たしている。
デアデビルの新ドラマ「ボーン・アゲイン」で新たに出演するマイケル・ガンドルギーニは、米Colliderにて自身のキャラクターがスタテンアイランド出身であることだけを明かすと、新シリーズの舞台がより大きなものになることを予告した。
「皆さんが知る、そして愛するバージジョンのデアデビルをヘルズキッチンで見られることに、とても興奮されると思います。でも、今回はそれが他のプレイヤーたちみんながいる、もっと大きな世界の一部になった。だからこそ楽しみなんです。」
Netflixの旧シリーズでデアデビルはニューヨークのヘルズキッチンを舞台に、ストリート・ヒーローとしての活躍を見せた。ゲスト出演したMCUドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」では西海岸ロサンゼルスまで遠征。「ボーン・アゲイン」では再びヘルズキッチンを舞台とするが、ガンダルフィーニのコメントからは、アベンジャーズなど他ヒーローたちの物語が絡むような、ダイナミックなスケールを予感させる。
なお本シリーズには、旧シリーズで主要キャラクターだったフォギー役のエルデン・ヘンソン、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォールは今のところ続投しない様子。キングピンの恋人であるヴァネッサ役のアイェレット・ゾラーも別の俳優にリキャストされることとなっている。ゾラーはSNSで自身の演技を称える記事を引用し、「役がもらえなかったのは悲しいけど、これからも(キングピン役の)ヴィンセント・ドノフリオの最大のファンでいます」と綴った。
「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」は2024年にディズニープラスにて配信予定。
▼ 「デアデビル:ボーン・アゲイン」の記事
映画『スパイダーマン』とドラマ「デアデビル」、世界観を共有 ─ 「全て繋がっている」とプロデューサー 同じニューヨーク 「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、シーズン1の反省活かす ─ 「S1は、寄せ集めとまでは言わないがパズルのようだった」と製作者 「二人の対峙だけに焦点」 【ネタバレ】「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、あの退場キャラに「悪いお知らせ」 ─ 別コメントと矛盾も? 「心苦しいのですが」 「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン3製作決定 ─ 2026年より撮影開始 早くも! 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』キングピン登場の噂、ヴィンセント・ドノフリオが直接回答 いろんな噂が絶えません
Source:Collider,The Direct