「アベンジャーズ映画に出たい」デアデビル役チャーリー・コックス ─ 「家賃も払えない」貧乏時代乗り越えボーン・アゲイン

デアデビルはストリート・レベルのヒーローだ。死者蘇生術を崇拝する忍者集団と戦ったことはあるが、クリーチャーやエイリアンを相手にしたことはまだない。
そんなデアデビル/マット・マードックの物語は、2025年3月5日よりディズニープラスで配信の「デアデビル:ボーン・アゲイン」に続いていく。物語は再びニューヨークを舞台にして地に足着いた世界観を構築する。
一方、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)全体では2026年に集大成作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』を控える。あらゆるマーベル・ヒーローが集結するはずで、デアデビルがここに駆り出されてもおかしくない。
「可能性はこれまで以上に高まっていますね」と、デアデビル役のチャーリー・コックスは将来的なクロスオーバー映画への登場について米GQに語っている。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では弁護士マット・マードックとして先行登場を果たしたが、今度は“ヘルズキッチンの悪魔”として、他のヒーローたちと共演できるかもしれないのだ。

「『アベンジャーズ』映画に一つ出られたら嬉しい。また『スパイダーマン』などでもいいです」と意欲的なコックス。「理由はいくつかあって、一つは僕自身が何年もかけてこのキャラクターのマニアックなファンになったから」と愛情もたっぷりだ。「変な話、キャラクターのためには彼がそういうアップグレードを受けた方がいいと思えるんです」。
他の理由としては、「別の映画出演のチャンスを得るという意味でも、とても楽しみです」とキャリアアップにも燃えるコックス。今回のGQのインタビューでは、主演映画『スターダスト』(2007)の不振後に仕事を失った貧乏時代についても振り返っている。「仕事がない期間が何ヶ月も続いたこともありました」「全く稼げなかった。家賃すら払えなかった」。
「何やってんだろう、自分の価値って何なんだろう、自分はどんな価値を作るべきなんだろう」と、迷った時期があったことも打ち明けているコックス。その後、Netflixの「デアデビル」主演が決まり、順調に走り出したかと思えば、マーベルとNetflixの権利的な事情によってある日突然打ち切られるという憂き目にも遭う。
現在42歳のコックスにとって、再び”ボーン・アゲイン”されるデアデビルは、まさしくキャリアの救世主。「デアデビル:ボーン・アゲイン」では、当たり役にアップデートを加えた最高の姿を見せてくれるに違いない。2025年3月5日よりディズニープラスで配信。
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Source:GQ