『デッドプール3』ウルヴァリンとデッドプールは憎み合っている ─「だから多分殴りまくる」とヒュー・ジャックマン

マーベル・スタジオで初製作されるシリーズ最新作『デッドプール3(原題)』にウルヴァリンとして復帰するヒュー・ジャックマンいわく、劇中でのデッドプールとウルヴァリンは良好な関係ではないようだ。ポッドキャスト番組The Empire Film Podcastのインタビューにて語っている。
『X-MEN』(2000)から17年に渡ってウルヴァリンを演じ抜いたジャックマン。『LOGAN/ローガン』(2017)をもって卒業したものの、この度、ファン待望の復帰を果たす。ジャックマンの出演に一役買ったのは、デッドプールを演じるライアン・レイノルズだ。大親友であるジャックマンから「ウルヴァリンをもう一度演じたい」と完璧なタイミングで伝えられたことを機に、一度は頓挫しかけていたデッドプールとウルヴァリンの映画を再度動かそうと関係者に働きかけたことを以前にも語っている。
しかし、インタビュアーからデッドプールとウルヴァリンの関係がどんな状態か尋ねられてジャックマンは「何と分類すればよいのでしょう。とても親しいのが10だとして、現実がゼロだとしますよね。僕たちはゼロです。正反対だし、憎み合っているんです」と意外な答えを返している。
「ただ自分の視点から語っているだけですが、ローガンはデッドプールにいら立っているんです。100万マイル離れるか、彼の頭にパンチを食らわせたいと思っている。残念なことに劇中では100万マイル離れることはできないから、多分私はたくさんブン殴ることになるでしょう。」
実生活でのレイノルズとジャックマンは常にいじり合い、ふざけ合いながらも、お互いへのリスペクトを欠かさず絆を感じさせてくれる関係だ。それだけにデッドプールとウルヴァリンもパンチを食らわせるのみの関係には終わらないだろうと想像されるが、どこまで反目し合うのだろうか。『デッドプール3』におけるウルヴァリン復帰はこれまでの『X-MEN』で歩んできたタイムラインに深く関与するものではないとジャックマンが言及していることから、見たことのないウルヴァリンの一面や2人の掛け合いにも期待ができそうだ。なお、監督のショーン・レヴィは同作について、「ただキャラクターが罵り合ってるだけのシーン」があることを語っている。
『デッドプール3』は2024年11月8日に米国公開予定。
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Source:The Empire Film Podcast