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『デッドプール2』新監督は『ジョン・ウィック』デヴィッド・リーチに決定!フォックスは『3』監督を検討中

映画『デッドプール2(仮題)』から前作のティム・ミラー監督が降板したというニュースから、早いもので1ヶ月近くが経過しようとしている。本日、ハリウッド・レポーター誌は『デッドプール2』の新監督が決定したと報じた。

ミラーの後任としてメガホンを取るのは、『ジョン・ウィック』のデヴィッド・リーチ監督。以前から有力候補とされていたが、今回の情報は公式発表ということで、正式に契約へ進んだものとみられる。

アクションの名手、ハード・スケジュールを縫って登板

『デッドプール2』の新監督に決定したデヴィッド・リーチは、キアヌ・リーブス主演のアクション映画『ジョン・ウィック』をチャド・スタエルスキー監督とともに手がけた人物だ。スタントマンやアクション・コーディネーターとして活躍しているほか、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などでセカンド・ユニットの監督を務めている。

リーチが起用された理由は、おそらく事前の予想通り、アクションを生み出す経験の豊富さと、スーパーヒーロー映画への造詣の深さ、またマーベルや20世紀フォックスへの貢献度の高さだろう。ライアン・レイノルズが初めてデッドプールを演じた『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』にもアクション・コーディネーターとして参加している。

ハリウッド・レポーター誌によると、レイノルズとリーチが面会した後、リーチにはすぐ正式なオファーが届けられたという。もっともリーチは多忙を極めており、今後はクリス・プラット主演『カウボーイ・ニンジャ・バイキング(原題)』や、コミック原作の『ブラッドショット(原題)』で監督を務める予定だ。『ジョン・ウィック: チャプター2』の監督から外れていることからも、そのスケジュールの過密ぶりが伺える。

Comicbook.comによれば、『デッドプール2』は『カウボーイ~』『ブラッドショット』よりも前に撮影されるという。製作会社の20世紀フォックスは、撮影スケジュールを最小限の変更にとどめて映画を製作する方針のようだ。急ピッチの交代劇は、作品にどんな影響を与えるだろうか……。

『デッドプール3』監督候補者たち

また先日、20世紀フォックスが『デッドプール3(仮題)』をすでに始動させているというニュースも報じられた。ハリウッド・レポーター誌によると、『3』はリーチとは別の人物が監督することになるという。

同誌によると、『デッドプール』プロデューサー陣と20世紀フォックスは「面談リスト」を作っていたようだ。そこには『攻殻機動隊』の実写版映画『GHOST IN THE SHELL』を手がけるルパート・サンダース、マーベル/Netflixドラマ『デアデビル』『ディフェンダーズ』で製作総指揮を務めるドリュー・ゴダード、ドラマ『エージェント・オブ・シールド』などでメガホンを取ったマグナス・マーチンの名前があったという。順当に考えれば、このうち誰かが『デッドプール3』を監督することになるのだろう。

映画『デッドプール2(仮題)』は2018年に公開されるとみられる。ところで、うっかり忘れがちだが、20世紀フォックスはタランティーノに『デッドプール』を撮ってほしいというファンの声を検討してくれたのだろうか……。

sources: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/deadpool-2-david-leitch-direct-944728
http://comicbook.com/2016/11/19/deadpool-2-hires-john-wick-director-david-leitch/
Eyecatch Image: http://www.businessinsider.com/deadpool-review-is-it-good-2016-2

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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