『デッドプール3』にドミノ役ザジー・ビーツは復帰しないことが判明

満を持して、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に参戦を果たす『デッドプール3(仮題)』。前2作からの続投キャストが次々に決まる中、『デッドプール2』(2018)でデッドプールが結成したXフォースのメンバー、ドミノ役を演じたザジー・ビーツが復帰を否定している。
ビーツは、トライベッカ映画祭のレッドカーペットで米Deciderのインタビューに対応し、第3作の製作が全米脚本家組合のストライキ中に開始されたことにより、アドリブの投入で有名な主演のライアン・レイノルズが即興で演技が出来るのかどうかについて回答。「『デッドプール3』には出演していないので、(即興については)彼らがどうしているのか知りません。おそらく、一息ついているのではないでしょうか。続編を観るのが楽しみです」とコメント。以前は第3作への出演に意欲を見せていたが、すでに開始されている撮影に参加していない旨を明かした。
『デッドプール3』では脚本家がスタジオと締結している契約の都合により、スト期間中は脚本の内容に忠実に従う必要がある。よって、この続編でレイノルズは現在、法的にアドリブを禁じられた状態となっている。
第3作には主演のレイノルズに加え、盲目の老婆ブラインド・アル役のレスリー・アガムズ、タクシー運転者・ドーピンダー役のカラン・ソーニ、ヴァネッサ役のモリーナ・バッカリン、コロッサスの声を演じるステファン・カピチッチ、Xフォースのメンバーであるピーター役のロブ・ディレイニー、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド役のブリアナ・ヒルデブランドと、ユキオ役の忽那汐里が続投。新キャストとして、ウルヴァリン役を再演するヒュー・ジャックマン、ヴィラン役として「ザ・クラウン」シーズン4でダイアナ妃役を演じたエマ・コリン、「キング・オブ・メディア」(2018‐)のマシュー・マクファディンが名を連ねる。
監督は、『フリー・ガイ』(2021)『アダム&アダム』(2022)で主演のライアン・レイノルズとタッグを組んだショーン・レヴィ。脚本はシリーズ前2作のレット・リース&ポール・ワーニック、『マーベルズ』(2023)にも参加しているコミックライターのゼブ・ウェルズが執筆する。
映画『デッドプール3(仮題)』は2024年11月8日に米国公開予定。
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Source:Decider