Menu
(0)

Search

『ドクター・ストレンジ』スコット・デリクソン、マーベル映画での監督復帰の可能性は?

スコット・デリクソン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48470901031/

『ドクター・ストレンジ』(2016)にてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に初参加を果たした監督、スコット・デリクソン。この先、MCU映画を彼が再び監督することはあるのだろうか?

スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジがMCUに初登場した映画、『ドクター・ストレンジ』では革新的な映像表現が用いられ、デリクソンは異次元の世界を美しくも不気味に描いていた。その圧倒的な映像体験に観客は魅了され、批評及び興行面の両方で成功を収めたのである。

その才能と実績を買われたデリクソンは、『ドクター・ストレンジ』の続編、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』でもまた監督として登板することが決定。しかし、2020年1月に監督からの降板が発表された。その理由は創造上の違いによるものだが、マーベル・スタジオと仲違いしたわけではなく、あくまでも友好的なものと伝えられている

現在は監督としてではなく、製作総指揮として続編企画に残留しているデリクソン。つまりマーベル・スタジオとの関係は続いているわけだが、MCU映画への監督復帰について、デリクソンはどんな感情をいま抱いているのだろうか。ひとりのファンからその可能性について尋ねられたところ、デリクソンは「どうなるかはわかりません!」と答えている。どっちつかずの回答ではあるが、少なくとも否定的ではなさそうだ。

ちなみに、『ドクター・ストレンジ』以前までは、デリクソンはさまざまなホラー映画を手がけていた。2022年2月4日に米国公開予定の監督最新作『The Black Phone(原題)』では、ホラージャンルに回帰している。原作となるのは、スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルが手掛けた短編集『20世紀の幽霊たち』(小学館)に収録された『黒電話』。主演はイーサン・ホークだ。いつの日か、デリクソンがMCU映画の監督として復帰し、“MCU史上最恐の映画”を製作してほしいところである。

あわせて読みたい

Writer

アバター画像
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。