ディカプリオ流、仕事したい相手の口説き方 ─ 「僕は準備ができている、と伝え続ける忍耐力」

いつか一緒に仕事をしてみたい人がいる?そんな時は、俳優レオナルド・ディカプリオの口説き方を参考にしてみよう。
ジェームズ・キャメロンの『タイタニック』(1997)で世界的ブレイクを果たしたディカプリオは、その後もマーティン・スコセッシやクエンティン・タランティーノ、クリストファー・ノーラン、クリント・イーストウッド、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥといった数々の巨匠や名匠たちと仕事を共にしてきた。最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』では映画通からの支持高いポール・トーマス・アンダーソンとのタッグを実現させている。
その道の最高峰たちと次々仕事を共にするために、ディカプリオはただ待っていただけではない。自ら積極的に想いを伝えてきた賜物なのだと、米The Hollywood Reporterにて明かしている。実現に必要だったのは「運と、“いつか、時が来たらお仕事をご一緒したいです”という気持ちを伝え続ける忍耐力」ということだ。
「僕はそうしてきました。そうして、若い頃にマーティー(スコセッシ監督)ともお会いしました」とディカプリオ。「僕はただ、“あなたの準備が良ければ、僕も準備ができています”と伝えたんです」と、熱意の扉を叩き続けた。
「僕は芸術としての映画を愛していて、古い映画を鑑賞するのが大好きで、シネフィルです。頂点に立つ映画は稀です。そういう映画を何作も生み出すフィルムメーカーたちがいます。ポールもその1人ですし、タランティーノもその1人。マーティーもそうです。だから、とにかく彼らに伝えるんです。僕は準備ができています。あなたがよろしければ、僕は応じます、と。」
“ご縁”とは不思議な巡り合わせであることが多いが、その機会を焦らずに辛抱強く待つことも重要だ。ディカプリオの言う「運」と「忍耐力」、まずはこれらを信じて、憧れの相手へのアプローチを続けてみよう。
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Source:The Hollywood Reporter