『バットマンvsスーパーマン』ジョーカーに殺害されたロビン/ディック・グレイソン、『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットで言及か

映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)で意味深に登場したロビンのコスチュームの謎がついに明かされるかもしれない。監督を務めたザック・スナイダーが、来たる『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットに「ヒントあり」と予告したのである。
『バットマンvsスーパーマン』では、バットマン/ブルース・ウェインのバットケイブにロビンのコスチュームが保管されている描写があった。コスチュームの元のカラーリングは分からないものの全体的に黒ずんでおり、黄色い文字で「HAHAHA Jokes on you BATMAN(ハハハ ジョークだよバットマン)」と落書きもされていた。過去にロビンがジョーカーに殺害されていたことが示唆されていたのだ。
後に、このロビンのコスチュームの元の持ち主は“初代ロビン”ディック・グレイソンとして考えられていたことが明らかになっている。この度もザック監督はSNSでファンからの質問に答える形で、死亡したのはディック・グレイソンであったことを再び認め、「今後の作品でディック死亡の背景を深く描くつもりはありますか?」と尋ねられて「JL(ジャスティス・リーグ)にヒントあり」と返信したのである。

ディック・グレイソンは、幼い頃に両親が殺害され、孤児としてブルースに引き取られると、バットマンのサイドキック(相棒)ロビンとして活躍するという出自で知られる。後にバットマンの元を離れ、ナイトウィングの名でヒーロー活動を行う。かつては『バットマン・フォーエヴァー』(1995)『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997)にも登場した。また、映画とは世界観が異なるが、DCドラマ「TITANS/タイタンズ」ではディック・グレイソンがチームのリーダーとして活躍している。
ところで映画『バットマンvsスーパーマン』や『ジャスティス・リーグ』の世界でロビンを殺害したとされるジョーカーは、『スーサイド・スクワッド』(2016)のジャレッド・レト版だ。スナイダー・カットでは、レト版ジョーカーの関与についてもヒントが与えられると期待したい。
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Source:Zack Snyder