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ディズニー、21世紀フォックス買収のため現金を追加の見込み ― コムキャストに対抗、米報道

ディズニー

米ウォルト・ディズニー・カンパニーが、21世紀フォックス社の事業買収に向けて現金を追加で用意する見込みだという。一連の買収報道について先陣を切ってきた米CNBC局が報じている。

2017年12月、ディズニーは21世紀フォックスの映画事業・テレビ事業などを買収するため、524億ドル(約5兆7,760億円)の株式取引でフォックス側と合意。両社は正式発表にまで至っていたが、2018年6月14日、事態は思わぬ展開をみせた。フォックス社の事業買収に強い関心を示してきた、大手通信会社のコムキャストが650億ドル(約7兆1,700億円)での買収を再提案したのだ。しかもコムキャスト側は全額を現金で用意するとの条件を提示したのである。

コムキャスト側の動きは2018年5月下旬から伝えられており、これを受ける形で、ディズニーがコムキャストに対抗するべく資金調達を準備していることも報じられていた。また専門家は、コムキャストが買収に再参入する場合、ディズニーが黙って引き下がるとは思えないと以前から推測していたのである。今回の情報は、いよいよディズニーがコムキャストとの全面対決に踏み切ろうとしていることを示すものといえそうだ。

2018年6月20日(現地時間)、21世紀フォックスは役員会にてコムキャストからの提案を検討するとみられている。もしディズニーよりもコムキャストの提案が優先された場合、ディズニーには対抗のため5日間の猶予が与えられることになるようだ。
なお一部報道によれば、21世紀フォックスのルパート・マードック会長は利益の最大化を目指しており、ディズニーへの事業売却を翻意する意向だという。いずれにせよ、三社を巻き込んだ買収劇はまもなく次の展開を見せることとなるだろう。

なおディズニーは、2019年開始予定の新ストリーミング・サービスのラインナップ増強、および21世紀フォックスが有する「スター・ウォーズ」シリーズやマーベル・キャラクターの権利を獲得するのが事業買収の大きな狙い。いずれも長期的な戦略拡大を前提としているならば、ここでみすみすコムキャストに道を譲る理由はないはずだ。

Source: CNBC

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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